名所旧跡世界遺産 南米ペルー一周旅行記②アンデス・チチカカ湖

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いつもご覧くださってありがとうございます。

ペルー一周旅行記第二弾です。
引き続き、生温か~く見守ってくださいませ。

ではどうぞ。

(※ボリュームが大きくなってしまいましたので、三回に分けて投稿することにいたしました。)
→「①クスコ・マチュピチュ」編はこちら
→「③ナスカ・リマ」編はこちら

地図

前回同様ですが、一応全体の地図載せておきます。ご参照ください。
今回はクスコからチチカカ湖へ向けて出発するところからです。

では再び日記を読み返しつつ、時系列で思い出に耽ってゆくといたします。お付き合いくださいませ(^_^;)A

 

チチカカ湖へ

8/9(水)プーノ泊

(日記より)

6:00起床。メチャ寒い。風邪引いたかも。暖まるためにシャワーを浴びたが…、この時ようやく「電気シャワー」の意味が分かった。電熱線ヒーターの中を水が通過する際に温めるしくみになってるようで、少しずつ使わないとお湯にならない、つまり水量が多いと水そのマンマ。冷えた体に水シャワーとか罰ゲーム以外の何者でもない(笑)。仙人の滝修行じゃあるまいし。

洗濯物も全く乾いてない。洗濯してからもう三日目。エジプトが懐かしい(注:エジプトはさすが砂漠だけあって、脱水せずにビショビショのまま三時間も置いとけばカラカラに乾燥してました)。着る物がないので比較的乾いてるシルクのパンツを無理やり穿く。靴下はしょうがないから昨日のやつ。クソー。

チェックアウトしようとしたら朝食付いてるらしい。しかも知らなかった屋上のダイニング。朝焼けもあり絶景だった。日本人の女性スタッフ発見(ここのお嫁さんかしら?)。ネクターのようなジュースと相変わらず不味いコーヒー、パンをいただいた。でもこの絶景の雰囲気だと美味しく感じちゃうなあ(笑)。

さて改めて出発。バスターミナルへ行かねば。確かコリカンチャ(徒歩5分)の傍と聞いていたので、余裕こいて歩いてたが…ソレらしき気配がない。不安になって道行く地元民に訊ねると口々に「タクシーで行け」とのこと。実際、全然違う場所でかなり遠かった。早めに気づかなかったらヤバかったわ。「地球の歩き方」にまた騙された(注:当時はまあ南米版はだいたい誤情報ばかりでした。地球の迷い方とか言われてたしw)。7:40にバスターミナル着。予想以上に結構綺麗。

しかし今度は予定時刻(8:00)になってもバスが来ない。不安になる。他にも同じバスを待っている風のツーリスト多数。スペイン人に日本人のカップルも。何度もターミナルのスタッフに確認するがとにかくここで待っていろとの事。いやあアンタが信用できないから不安なんだけど…。
で、まあなんとか8:15頃バス到着。いろいろ荷積みしたりして、やっと8:40頃出発。他のバスはだいたい定刻通りに出てったのにね。

このバスが「インカクラス」というゴージャス仕様でメチャ快適。座席は飛行機並みで楽チン。道中「ミッションインポッシブル」の機内(?)上映まであり。スペイン語の字幕で全然分からんけどw
クスコ近郊は道路工事が多くなかなか進まない。本当に14:00に着くのだろうか…。シクアニまで4時間もかかった。

アンデス高地のイメージ落書き
(当時の日記に描いてあった落書きをマンガで再現)

が、アンデスの稜線というか高原っぽい場所に出ると一気に道が良くなって快走。広~い谷(←)という感じの道をガンガンぶっ飛ばす。青い空と白い雲の(プカプカいっぱい浮いてる)コントラストが美しい。コンドルが飛んでいきそうだ。

日本の山の景色と何かが違う…草はあるけど木が生えてないせいかな?標高のせいだろうか?

途中、バスは一度休憩。スタッフはエンジン点検。PETボトルの水をラジエターに…おいおい大丈夫かぁ?
物売りのオバちゃんからパン(7個も入ってる)買ってみたがカてー!

img_0075その後、牧場のアルパカの群れを横目にバスは快走。グーグー寝ているうちに、14:15にフリアカに到着。ここで一人下車。あとはプーノまで山道。途中からチチカカ湖が見えてくる。うーむ「キ・レ・イ」だ!対岸はボリビアのはずだ。国境である。

で、結局プーノ着15:30頃。結局遅れたものの当初予想よりはずっと早く、1.5時間の遅れ。道が大分良くなったようだ。クスコ周辺の道路工事が完了すればもっと早くなるのだろう(距離は200km程度しかない)。

さて、まずは宿探し。が、現在地がわからん(笑)。鉄道駅と違ってバスターミナルは地図に載ってないのだ。やみくもに色々歩いてみるが小さい街だった。そしてキタナイ…。どこも混んでいて三軒目のtos ulosへチェックイン。2泊で42sol。安っ。シャワーは19:00-22:00迄しか使えないとのこと。部屋にヒーターがないが…また冷えたら困るなあ。

img_0076洗濯物を干して外へ。受付のおっちゃんと少し話し、明日のウロス島、タキーレ島のツアーを予約した。7:15に迎えに来るとのこと。送迎・船・入場料込30sol、食事は自腹、安いのか高いのかよくわからん(笑)。
街をブラブラしつつ用事を済ます。明後日のアレキーパ行きバスを予約した。受付の気の弱そうなお兄ちゃんは7:00発13:00着と言っているが、女主人は16:00頃になるわよ、だって。そうだろうな、今日の行程で理解しましたわ(笑)。郵便局で絵葉書を出し、アルマス広場へ。広場も小さいわ。

img_0077広場から宿へ戻る通りが若干賑やか。レストランや銀行がある。アルパカセーターも売ってるが地味な柄が多い。一着22solで更に値切れそう。多分ニセモノ、リャマの毛だろうなあ。坂を上がったアーチのところから湖が望める。奥にある島は一島丸々ホテルのようだ。スーパーでチーズと水、ジュースを購入した。明日の食料。美味しそうなジュースがたくさんあるのだがビンなので断念。プラスチックボトルの小さいヤツにした。

元の通りに戻りレストランへ。お気に入りの黒ビールとペヘレイのセビッチェ。ここのは少しだけ火が通してありタタキ風で美味。グラスはアレキペーニャのブランドなのだが、ビールそのものはいつものクスケーニャだった。

その後少し散歩して、まだ腹に入りそうだったので、裏の店でシャンピニオンステーキ。凄いボリューム!フライドポテトも山盛りだし。今半のような和牛とは別物だが、これはこれで旨い。帰って寝る。

こづかい帳

TAXI(クスコホテル~バスターミナル) 2sol
バスターミナルTAX 1sol
パン 1.5sol
明後日のバス代(プーノ~アレキーパ) 30sol
郵便 3.3sol
スーパーで食料品購入 5.4sol
夕飯①セビッチェ 12sol
夕飯②ステーキ 13.5sol

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8/10(木)プーノ泊

(日記より)

img_00806:00起床。目覚ましの電池が切れ掛かってる。気温は相当低いが布団が厚かったおかげで快適だった。
7:15にフロントで昨日のおっちゃん(もしかしてホテルのオーナーかな?)に拾ってもらい、ハイエースで港へ出発。30人ほど集まったところで弱々しいモーターボートで出港。英語グループに入れてもらった。ガイドさんの説明も割りとしっかりしてる(ギャグも織り交ぜ)。同グループにアメリカ人は二名のみ、あとはイスラエルやフランス、イタリアなど、みんな英語不得意なようだ。

img_0082沖合いの有名なウロス島(の小島)へ向かい「上陸」。トトラ(注:大量に生えている葦の一種で、浮力が高いため、浮島の原料となるものです)が敷き詰めてあってワクワクする。立っているだけでなんとなく船酔いする気分になる。こんなところにも民芸品売りのオバちゃん多数。

「フローティング・アイランド」とはいっているが、よく見ると…、トトラで組んだ島の下というか底の方は、湖底にしっかりくっついてる(笑)。ひょっこりひょうたん島みたいにプカプカ浮いてるのかと思ってたのだが。まあ道理なのかな?本当に浮いてたら寝てる間に移動しちゃったりして困るもんね。
img_0083それにしても、プーノにいくらでも土地が余ってるのに、よりによってこんな苦労して湖上で生活する意味もよくわからんなあ。

バルサ(注:トトラで作った伝統的な形状の『船』。実際には観光用です。)に乗って、島々の間を少々クルージング。高地のせいか日差しは強いが、気温は結構寒い。特に船に乗ってる時は風が冷た~い。水温も相当低そうだ。落ちたら死ぬな(笑)。

img_0084その後モーターボートに乗り換え、タキーレ島に向かう。かなり遠いらしい。イモの食いすぎのせいかオナラがバスバス出る。デッキでするといい気持ち。

暇なので、途中でガイドのお兄ちゃんに日本語授業。文字や数字を教えて時間を潰した。このガイドさん、結構語学が出来ると思ってたが、とても勉強熱心で感心した。

二時間ほどでタキーレ島へ到着。ちっちゃ~い港(?)から細い道をてくてく上る。これはキツかった。今までで一番空気が薄いのに気づく。こっちの方が標高が高いんだろうな。ワイナピチュよりキツかった。
いやー体なまっとるわ、と思ってたら…、他の客を見たらもっとだらしない。一同酸欠状態(笑)。

img_0085頂上近くのレストランで休憩。魚(鱒?)のグリルとキノアスープ(野菜たっぷり)、お茶(変な枝が一本入ってるだけだが)を戴く。イマイチうまくない。

島の反対側から別の港(というか桟橋)へ。有名な500階段だそうだ。しかし下りなのでそれほどきつくなかった。

正直言ってタキーレ島はややがっかり。来なくてもよかったかな。ウロス島だけで十分。まあでもウロス島だけのために、はるばるプーノまで来るなら、そもそもプーノ自体外してもよいかも。チチカカ湖観光はボリビア側がメインっていうし。

img_0088船は一路プーノへ。疲れて床にゴロ寝してる人多数。キタネーだろと思うんだが…。子供も煩いし。

帰路は風も止み、デッキが心地よい。しかしこの船遅いなあ…15km/hくらいしか出てない。戦艦大和じゃあるまいしもう少しなんとかならんのかな。18:00やっと帰着。もう真っ暗。急に冷えてきた。

沿岸でトトラの野焼きをしておりスゴイ煙。プーノの街全体がスモークされてる状態。

帰りはミニバスでホテルまで送ってくれた。今日のガイドのお兄ちゃんは最後まで気を使ってくれてとてもよい人だ。こんな南米人はじめてみたわ(失礼)。ツアー内容はつまらんかったけど。

寒いので温かいモノが食べたい。でかい釜のあるピッツェリアへ。ペパロニピッツァとビール、謎のCREMAというものをオーダー。CREMA~は体も暖まってカレー風味でメチャ美味かった。素材のせいだろうか、ペルー料理は大概うまいわ~。思えばここまで一度も下痢してないし。東南アジア行くと直ぐ下痢するんだけどな。高山病に備えてビール控えてるせいかな?
ピッツァも釜焼きだけあって美味。具はアメリカンな感じだがチーズは少なめ。生地がナンみたいで妙。何故かサルサソースとクリームソースがオプションでついてきた。
例によって流しのフォルクローレおやじ乱入。狭い店でやかましいわ。

帰りに昨日のスーパーで買物。紙パックのジュースと水、ビールとチョコ(夜食)もゲット。レストランが安すぎるせいか、スーパーでの買物が妙に高く感じるな。ビール1本2.5sol、レストランで飲んでも3sol。
メルカド(市場)で、商売っ気のある人懐っこいオバちゃんから、土産の布を購入。25→18solまでまけさせたがまだボラれてる気がする。灰皿も欲しかったが陶器製(割れちゃうかも?)しかないので後回しにした。この辺は屋台も出てる。パンを1solで買ったら10個も入ってた。多すぎでしょ。

ホテルへ戻りシャワーと洗濯。久しぶりの熱いシャワー快適!そしてまだ20:30。なんとまあ健康的な生活だこと。鏡を見るとメチャ日焼け&髭と鼻毛も大分伸びていい感じになっとる(笑)。

明日は移動オンリーだ。

こづかい帳

ツアー代 30sol
ウロス島バルサ乗船料 3sol
昼飯 8sol
プーノホテル代(二泊) 42sol
夕飯(ピッツァ他) 15sol
スーパー買物 5.1sol
市場布購入 18sol
パン購入 1sol

ナスカへ移動でトラブル発生

8/11(金)アレキーパ泊(仮眠)

(日記より)

5:45起床。顔が痛い。紫外線浴びすぎてる。ここへ来てお腹ゴロゴロ。下痢寸前のがモリモリ出た。オイリーでベットリ。ホテルの人、ごめんね。予備にトイレ紙を拝借…と思ったがネジ止めされてて取れない(笑)。同じこと考える奴が多いんだろうな。

6:40頃、一昨日の旅行社へ。受付にオヤジが一名。とりあえずここで待ってろとのこと。なかなか人懐っこいおっちゃんだが、予定の7:00になっても動きが無い。聞くと7:20だと。聞いてる話と違うだろが…。またかよ。毎回バス乗り込む(発車する)まではスリル満点だな。
7:20に移動して一昨日のバスターミナルへ。おっちゃんからバスチケットを受け取ると…券面に「15sol」と記載。確か30sol払ったよな?半分もボリやがった。しかし堂々と客に原価をバラしてしまうこの大らかさ(笑)。

観光客ばっかりだった一昨日の「インカクラス」と打って変わって狭くて汚いローカルなバス。乗客は現地人ばかり。例のカラフルな風呂敷に荷物を山盛りにしたアンデスのオバちゃんが、座席に座りきれなくて荷物をイス代わりに通路に座ってたり。かなりの状態。

うーんちょっと安くしすぎたかな。しかもさらにそこから50%抜かれてるしなあ…最底辺かもしれんわ。

暫くして出発。舗装路を快調に飛ばす。こりゃ速いぞ、と思ったらフリアカに戻ってるだけだった。ここで二箇所でさらに客を拾う。完全に満車で乗客てんこ盛り。土嚢袋を床に置いてその上に座ってる人とかいるし。うーむ、この前とえらい違いだ。まあこれも旅の楽しみだしね。

そしてフリアカからバスは山中へ。一気に舗装されてない道。穴ぼこだらけ。時速20km程度かな。これは時間がかかりそうだわ…。たまたま後輪の真上くらいの席の座ってたのだが、穴ぼこの度にマジでポンポン跳ねる。エアサスとかついてない正真正銘の板バネだなこれ。舌噛みそうになるし、酷いとホントに尻が浮くよ。

しかし景色はGood!アンデスの高原をひた走る。あちこちで放牧されてるアルパカが結構可愛い。だいぶ違いが分かってきたが、リャマがラクダみたいなオトボケ顔なのに対し、アルパカは凛々しく目もキラキラしている。手塚治の漫画に出てくる動物みたい。

途中で二回ほど休憩した。トイレなんぞないので皆立ちション。衝撃的なことに、なんと!ウンコしてるおっさんもいるし(笑)。

予定時刻13:00を遥かに越える16:00頃、湖の脇を通過するとフラミンゴの群れ。感動的。17:00頃ミスティ山が見えてきた。富士山と同じようなシルエット。山を越えればアレキーパまでもうすぐだ。

と、カーブで左後輪から突然「バキッ」と大きな音とともに車体が沈む!パンクかな?しばらく動かないので他の乗客と一緒に外へ出てみると…なんと!サス(板バネ)が折れとる!
スタッフが一生懸命ジャッキアップしてるんだが…交換パーツ積んでるのかな?つーかこんなのすぐに直らないと思うんだけど…。

ここまで割りと順調だったのに、最後にこんなオマケがついてしまった。明日ナスカへ行けるだろうか?暗雲。
そうこうしつつ日は暮れ、闇夜に。こんな山中のローカル道でやばいよなあ。ゲリラとか山賊とか出たらもうお手上げだよ。下界にはアレキーパの明かりが見える。さっさとコレクティーボかなんか呼んで客移送しろっての。本気で直そうとしてるよ。ホントこいつらバカか?…などと思いつつ、座席に戻ってウトウトしてると21:15頃エンジン始動。動き出した。あの状態でどうやって直したんだか(笑)。

さらに二時間バスに揺られウトウト。23:15頃やっとアレキーパへ到着。街へ出てみたがHostalも全て閉まってる。この時間じゃ宿確保できんな。
戻ってバスターミナルへ。既にゲートが閉まってたが、係のおじさんが出てきて開けてくれた。一応バスターミナルに入れたので、ここで朝まで夜更かしする手はあるな。近くの警察官に、明日早朝のナスカ行きについて聞いてみたが詳細分からず。で、ダメモトでホテルを聞いたら…なんと!仮眠用のホテルがバスターミナルにあるとのこと。ラッキー!ていうか、こういう事態が日常茶飯事なんだろな。ホテルのおじさんに聞くと、ナスカ行き6:00発があるらしい。早起きしてさっさと行こう。

img_0089何か顔が砂っぽい。セーターもジャリジャリいってるし。ホンマ最悪やった。16Hもあのバスに乗ってたなんて恐ろしい。あ~チョペデカマロネス(注:アレキーパの名物海鮮料理、それまでずっと高地にいたので肉料理ばかりだったのです)食いたかったなあ。

今日は一日バイトした感じ。金払ってもアレキーパまで飛行機にすべきだった。アンデスの景色が見れたと言うことで我慢かな。(注:本来午後着で軽く市内観光して翌日早朝ナスカへ移動を考えてたのですが全てプランがアウト!まあでも二度とないいい思い出です。山賊がでなくてよかったw)

こづかい帳

バスターミナル内ホテル代 20sol
ジュース代 1.5sol

 

 

(つづく)

※続きはこちらよりご覧ください。
 →「③ナスカ・リマ」編はこちら
→「①クスコ・マチュピチュ」編はこちら

 

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