いつもご覧くださりありがとうございます。
暑いですね~。ホントに梅雨入りしたのか分からんうちに、散発的に酷暑がやってきますね。たまらんわ~。熊谷とか館林とかスゴイことになってますね、ついこの前まで雪積もってたのにね。
さて久しぶりに、自宅でエスプレッソシリーズの応用バージョンです。
このクソ暑い夏を乗り切るための涼風メニュー、スタバ定番のフラペチーノ「もどき(笑)」を作ってみました。攪拌するのにミキサーが要りますが、それ以外は超簡単です。是非お試しアレ。
ではどうぞ。
フラペチーノとは
一昨日に発表された日本生産性本部のCSI(顧客満足度指数)。
二年前にドトールに首位を明け渡し話題になりましたが、今年はついに『ランク圏外』へ脱落した盟主スターバックス。いったい何が起きているのでしょうかね~。驕れる者久しからず。
そんな話はさておき、そのスターバックス定番のフラペチーノ(Frappuccino)。
コーヒー以外にも抹茶だのチーズケーキだのキャラメルだのバニラクリームだのストロベリーなんちゃらだの、いろんな種類、アレンジがあるようです。最早、コーヒー屋さんじゃないだろw という位、勢力を拡大している人気商品、看板メニューであります。
で、どんな意味なん?ということですが…ご存知の方も多いかもしれませんが、この単語、『造語』であります。
『フラッペ』+『カプチーノ』⇒『フラペチーノ』でありますね。ローマ字スペルだとFrappuccinoなので、シアトルだと「ふらぷちーの」、もしくは「ふらぱちーの」と発音するのでしょう。カタカナ同士をくっ付けちゃったので日本だけ「フラ『ペ』チーノ」になっちまったんでしょうな(^^;)
フラッペってのも、おぢさんには懐かしい響きがします。
昭和の終わり、原宿で沖田浩之さんや柳葉敏郎さんが飛んだり跳ねたりしてた頃、竹下通り周辺を徘徊するオノボリ中高生の間で、クレープだのフラッペだの、やたらカタカナで呼称するオヤツが流行ったのであります。要はただのカキ氷だろ!! と言われたモンです。
まあ要するに、コーヒーを緩めのシャーベット状に攪拌して、生クリームやらフルーツやらをゴテゴテとデコレーションすれば『フラペチーノ』の完成であります。
で、このフラペチーノ、実はスタバオリジナル。イタリアには元々ありません。知らなかったわ~。たまにこういうのありますよね。中国伝統料理かと思ったら、実は陳建一さんのお父様がオリジナルのエビチリとかね。ちょっと違うかw
そして単にオリジナルってだけでなく、しっかりスタバが商標登録しているそうです。 こんなサイトで勝手に名称使ってええんやろか?
訴えないでね~(^^;)
なんちゃってフラペチーノの作り方、ミキサーが要るよ♪
最初に断っときますが、『なんちゃって』です。
まがい物じゃないフラペチーノをご所望の方は、ちゃんとホンモノの材料を使って、ちゃんとしたレシピをお調べになって、手間隙掛けてジックリ取り組んで下さいませ。
では参りましょう。
要するに材料を攪拌するだけであります。
材料は、コーヒー(エスプレッソ)、ミルク(牛乳)、あと氷ですね。ミキサーでガーッとかき混ぜれば出来上がり。
なので、ミキサーもしくはフードプロセッサーが必要です。
ですが…我が家にはミキサーもフードプロセッサーもありません。ブラウン(BRAUN)の棒状になっててグリグリするヤツはあるんですけどね、あれじゃ飛び散っちゃうし。
…と思ってたら、見つけました。仕事場のキッチンの奥に眠ってた。
昔どっかのワゴンセールで買ったなんちゃってフードプロセッサー。確か300円位だったハズ。定価は2000円位はするようですが。YAMAZEN(山善)って書いてありますね。なんとなく、ホラ、分かるでしょw
まず基本的に『小さい』です。
そして刃が立っていません。普通は、せんだみつおの「ナハ!!ナハ!!」みたいにカッターがナナメに立ってるんですけどね、底の方にフラットに二枚あるだけ。
よく見ると、『フードプロセッサー』とは名乗ってません。『ミニチョッパー』と書いてあります。少し逃げを打っとるなw
なんつーかこう、器材が醸し出す、申し訳無さそうな空気感が堪りませんね(^^;)
ちょっと頼りないけど、コレで試してみましょう。ま、捨てて元々のヤツです。実験君のノリで。
ではいってみよう!
レシピはテキトー、実際に作ってみた
下準備、コーヒー(エスプレッソ)と牛乳氷
まずはエスプレッソを淹れましょう。
コダワリのない方はネスカフェでもよろしいかとは思いますが…、氷と攪拌するとさすがにコーヒーの味も香りもしないのでは?と思います。せめてドリップでレギュラーを淹れてみてはいかがでしょうか。
ご自宅でお安くエスプレッソを楽しむ方法はこちらに詳しく紹介しております。オススメ♪
⇒『マキネッタで楽しむエスプレッソ実践編♪ローコストの豆・ミルのおすすめ』
一杯7-8円程度で楽しめます。もうインスタント飲んでる場合じゃないヨ!!
コーヒーを淹れたら暫く放置、冷ましておきます。
最終的にフラッペ(=カキ氷状)にする訳ですからね、温かいままだとせっかくの氷が溶けちゃいます。なので予め事前に作っておきましょう。
で、後ほど「なんちゃってフードプロセッサー(笑)」で①コーヒー②牛乳③氷のカタマリ、の三点を攪拌すればOK。フラッペ状になる訳です。
…ですが、氷のカタマリを使うとイロイロと面倒なのであります。
まず基本的に、前述の『なんちゃって』器材だと、そもそも氷の塊(アイスキューブ)が固くて砕けないのでは?という疑念がございます(オイオイ)。また、冷却目的で『氷そのもの』を使うことにより、その分水分が多くなりますよね。なので結果的にコーヒーが薄くなってしまいます。
ということで、秘密兵器、どど~ん。
ジップロックに入ったコチラは…冷凍牛乳であります。冷凍庫で凍らせて、ブロック状切ったモノ。コレも事前に用意しておきました。
ホラ、例えば子供が大好きなバナナジュース。アレを作る時も、「バナナ+牛乳+氷」で作ると薄くなっちゃいますよね。なので冷凍バナナにしてからミキサーにかけると氷が不要で濃厚な味になるのでしょ。あれと同じです。
ただし、若干問題があってカタマリが少々デカクなっちゃいました(汗)
製氷皿で作れば良かったんだけど、昔とっといたヤツ、オカンが捨てちゃったみたいで見つからなかったのね。必要な時には既に無し、断捨離恐るべし。
どうせまた捨てられるからもう二度と買いません。
なので、大きめのタッパーで凍らせて、後から包丁でカットしたら…小さく切れなかったんですよ。カチンカチンだと刃が立たないから少し溶かしてから切ったんですけどね(^^;)
材料をチョッパーに投入
では、容器に入れましょう。
このチョッパー、具材を入れ過ぎるとヤバイらしいです(汗)。取説によると、容器の上半分程度までにせよ、とのことでした。こんなモンで許してくださいw
続いて、冷ましておいたエスプレッソを投入します。ジャボジャボ。
3カップ用のマキネッタですが、作ったエスプレッソの半分程度しか入りませんでした。半分余っちゃったな。牛乳多過ぎかも。
こんな感じになりました。パンパンですw ちゃんとカッター刃が回るのだろうか(^^;)
チョッパーで攪拌してみた
では…参りましょう。意を決してGO!!
容器に蓋をして本体にセットします。カチッと嵌らないとスイッチが押せないしくみ(安全装置)になっています。
スイッチを入れます。ガーッと攪拌されておりますw よく見ると、蓋の合わせ目から『アイスオレ』の雫が若干垂れてきておりますね。さすが安物w
1分ほど頑張ってみました。出来上がりがこちら。ちゃんと攪拌されて『フラッペ』になってるかな?
プラスチックの容器を本体から外し、蓋を開けると…
お、いい感じじゃない?質感は悪く無さそうです。しかし…、コーヒーの香りが全然しませんw やはり牛乳が多すぎたかな?
100均ビアカップに注いでみる
ではグラスに注いでみましょう。
といっても今回、仕事場で行ったモンで、丁度良い大きめのグラスが無かったんですよね。で、用意したのがこちら。
ピクニック用の使い捨てコップ。ビール用のデッカイやつ、 昨夏キャンプの資材の余りモノです。酒屋さんで借りた生ビールサーバーを持ち込んで、青空の下、このカップで飲む生ビールは最高なのであります。というかむしろ、プラスチックカップの方が、スタバ風で気分が盛り上がりそうですねw
コレに注いでみましょう。
おおー、いい感じじゃないの?なんかソレっぽいよ♪ 『フラッペ』もかなりクリーミーで、いわゆる『ツノ』も立ってますしね~w
スプーンで掬ってみると…
シャリシャリですw イイんじゃないでしょうか!! ここまでは合格点かな~。
チョコソースやホイップクリームをデコレーションする
ではクリームetc.をモリモリ載っけていきましょう。こっからが楽しいところ。お子さんがいらっしゃる方はお手伝いさせると喜びますよ~♪
ホイップクリームとチョコソース、作るのも後々管理するのも面倒なので…。今回は手抜きの材料を用意しました。業務スーパー御用達、激安&中身はヤバイかも?なヤツであります。ホントは生クリーム買ってきて自分で泡立てて作りましょうね(^^;)
まずはホイップクリーム。すごいよね、これ。スプレー式ですよ。
キャップ外してプッシュするとブシュ~っと出ます。
まるでヘアムースみたいだw 衛生面とか大丈夫なんでしょうかね(汗)。
こちら250gで300円位でした。安っ。
ですがご心配なく、中華製ではありませんよ。ワッフルやチョコレートの本場、ベルギー産でございます。
多分、中身は全うな『ちゃんとした生クリーム』であるハズも無いでしょう、植物性油脂とト○○ス脂肪酸の予感(^^;)
『ワンプッシュでいつでもどこでも』ってのがもうね、フマキラーかw
気になる成分は…
一番最初がクリームとありますが…『生クリーム』とは記載されておりませんねぇ、ハテサテ、『クリーム』とは何のことなのでありましょう(^^;)
まあいいでしょう、実験ですから。
小さなお子さんのいる方など、気になさる方は雪印の生クリームを買ってきて、自分でホイップしましょうね♪
取説に従い、冷蔵庫で冷やした後、よく振ります。シェイクシェイク!!
景気良く、ブシュ~っと。モリモリに行って見ました♪
スゴイ勢いで出てきますね~。ちょっと舐めたけど味は悪くないですね。なんとな~く、何かが違うけど(^^;)
しかし、出てくるトコロの見た目はホント整髪料だな、コレw
続いてこちら、チョコレートシロップです。
内容量540gでお値段は400円位。
ハーシー(HERSHEY’S)や業務スーパーオリジナル(?)のDijoのチョコソースより若干割高だったんですけどね、向こうは1kgとかで大き過ぎでしたのでこちらをチョイスしました。結局そんなに使わんからね。
そしてよく見たら雪印メグミルク、安心の国産でございますよ。国産でこの値段は安いよね~。まあ今更何言ってんだ、というご指摘はごもっともではございますが(^^;)
こちらの成分表示も見てみましょう。
原材料名は…、
水あめ、砂糖、果糖…ってw ココアパウダーとは書いてあるけど、チョコレートはほとんど入って無さそうですなぁ(^^;)
実際、ちょっと舐めたらまあ甘いこと。チョコの味は…まあこの値段じゃね。文句言う筋合いじゃありません。
そして気付いたんだけど。
アレ?雪印かと思ったら、「製造者:重松産業」ってw 福井県って何よ?…こういうのは、よくあることなんでしょうね。失礼しましたw
チョコレートシロップもドバドバと、景気良く掛けていきます。
写真撮りながら掛けてたら垂れちゃった。けど、いい画が撮れたかなw
なんちゃってフラペチーノの完成
できた!!
チョコソースが垂れまくっとるな(^^;)
見た目は割とまあまあじゃないでしょうかね。
あとは具材を増やすなり変えるなりすれば、バリエーションはいくらでも応用できそうであります。
味はまあまあですが、コーヒーが薄かった(涙)
こういうのは何回かやって勘所を見つけるしかないですね。好みもあるし。
あとね、ウチのはいんちきミニチョッパーでしたけど、『ちゃんとしたフードプロセッサー』を持っている方はもっと簡単に出来ると思います。イッキにたくさん作れるし。
で、少し調べてみたら、今はお安いのも結構たくさんあるようです。サイズ的にソコソコある器具なので、邪魔になっちゃうかもですけどね。一応貼っておきますので興味のある方は良かったらイロイロ比較検討をどうぞ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
なんちゃって、ですのでね、まあ雰囲気を楽しめれば良いかと。
安物のチョッパーを使った割にはまあまの出来だったかな。
実際には牛乳氷のカタマリが攪拌しきれずに少しだけ残っちゃいました。キューブを小さくするか、もしくは『ちゃんとしたフードプロセッサー』を使えば問題ないと思います。
コーヒーの味や香りもイマイチだったかな。
エスプレッソが余っちゃったことからも、結果的に牛乳が多過ぎだったんでしょうね。もしかしたら先にカフェラッテを作っておいて、それを製氷皿で凍らせた方が良いかもしれませんね。その方が好みの濃さに調節し易いと思います。チョッパーの容器で合わせるのは分量が分かり難いです。
ホイップクリームとチョコソースはやたら甘かったですw
しかし、まあコレはこんなもんでしょう。こだわる方は生クリーム買ってきて自分で作りましょうね。チョコレートもホンモノを買ってきて溶かせば遥かに美味しくなる筈です。
あとは…、ふと思ったんですが、もしかしたら『アイスクリーム』をそのまま使うともっと簡単かもしれません。凍らす手間が省けるし、攪拌する時も楽なんじゃないかな?おすすめはイオンで売ってるニュージーランド産、2Lで約600円のヤツ。ちゃんとしたアイスクリーム(ラクトアイスやアイスミルクじゃない)です、美味いよ~。考えてみたら、牛乳だって一本150円くらいするもんね、安いよなw
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(2017.7.7追記)
アイスクリーム他、試してみました!! 続編をどうぞ♪
⇒『フラペチーノ・アゲイン!!イオンNZ産アイスクリームと冷凍カフェラッテでリベンジ』
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ということで、フラペチーノでございました。
最低限ミキサーetc.が必要ですが、それ以外はそれ程、手間も掛からず出来ると思います。たまにはこういう変化球も織り交ぜ、バリエーションを拡大してみてはいかがでしょうか。
皆様のエスプレッソライフに彩(いろどり)を添えてみてくださいませ。
本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
自宅でエスプレッソシリーズはこちら♪
⇒『自宅でエスプレッソ マキネッタとの出会い思い出編』
⇒『マキネッタで安く手軽にエスプレッソを楽しむ方法 豆とミルの選び方』 オススメ
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⇒『フラペチーノ・アゲイン!!イオンNZ産アイスクリームと冷凍カフェラッテでリベンジ』
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