いつもご覧くださってありがとうございます。
先日投稿した浅間ヒルクライム観戦の続き(後編)です。実は今回の本来の目的はこっちの長野一周ツーリングですからね(汗)。
とりあえず、行ってみたかった信州高山温泉郷の山田温泉を初日のゴール(宿泊地)とし、前から走ってみたかった絶景と評判の高い『つまごいパノラマライン』、草津温泉、そして雪解け開通直後のいわゆる『天空の道』志賀草津道路を繋いでみました。
二日目は、まあのんびり帰るだけで、特に予定もなかったのです。
ですが、あまりに良いお天気だったため、白樺湖方面へ寄り道し、霧ケ峰まで「少しだけ」ビーナスラインをお散歩して参りました。いやあサイコーでしたわw
ということで、例によってツーリング記事は…
写真ばっかりです(笑)
なので、GB大好きな方のみのみ、お楽しみくださいませませ(^_^;)A
ではどうぞ。
地図(ルート概要)
最初に地図を貼っときます。詳細をご確認になりたい方はご活用くださいませ。右上の[ ] (←こういう記号)をクリックすると、別タブに拡大マップが表示されますので、そちらの方が見易いかもしれません。
地図上の起点は高峰高原頂上の駐車場です。
高峰高原までのルートをご覧になりたい方は前編のこちらをご参照ください。
⇒『チェリーパークライン封鎖コースで開催の浅間ヒルクライムを観戦してきた』
また、同じく地図上の終点(二日目)は、茅野市の『八ヶ岳エコーライン』の入口としております。そこから先の帰路についてはこちらに詳細記載してありますのでよろしければ参考にしてください。
⇒『甲斐・八ヶ岳・ビーナスラインまで信州方面渋滞無縁の下道ルート』
ではどうぞ!
浅間ヒルクライム観戦後、高峰高原出発
13時頃高峰高原を出発。
は?何それ? という方はこちらの記事も併せてご覧ください。
⇒『チェリーパークライン封鎖コースで開催の浅間ヒルクライムを観戦してきた』
要は、土日で一泊二日のツーリングなのですが、土曜午前に上記イベントに寄り道しておりました。で、見終わったのでツーリング再開ということであります。
12:30に終わった午前のセッションを見届け、その後荷物を片付けのんびり出発です。
高峰高原ホテル裏ロッジの駐車場からアサマ2000スキー場の脇を通過してそのまま北側へ。今回唯一、終日道路封鎖されていない嬬恋方面へのルートを下ってゆきます。天気も景色も最高で気持ち良い走りが楽しめそう、サイコーだぜ!!ワクワク…との気分も束の間、2kmほど進んだところで、
酷い砂利道でした(T_T)
ちょっと舗装を部分修復してるだけだろ、との甘い思惑はすぐに打ち砕かれ、結局下界まで約7kmもずっと砂利道。しかも狭くて急坂、轍もデカイし、石ころもデカイし。戻ることも出来んし、頑張って下りましたけど、久しぶりに泣きが入りましたw もう二度とヤダ(笑)。
絶景のつまごいパノラマラインを快走
で、ようやく砂利道を抜け、舗装路を暫し進むと…
知る人ぞ知る、というか結構有名な『つまごいパノラマライン』へぶつかります。
まあ要は広域農道なんですけどね、快走路の上、あまりの絶景のため、観光道路としても人気の名道であります。高原キャベツで有名な嬬恋村の周辺をぐるっと回るように、山裾に沿って約30kmの文字通りのパノラマルート。今回のツーリングの主たる目的の一つ、一回来てみたかったのであります。
では早速、ここから写真ばっかりですがどうぞ。
広大な畑の向こうには山が広がってます。青空とセットで最高の景色。
ちょうど時計回りにぐるーっと走ってゆくと…
一面のキャベツ畑。地平線が空、これがホントのスカイラインってやつです。北海道みたいでしょ、いや私、北海道でツーリングしたことないけどね(^_^;)A
(スキーは何回か行ってるけど)
更に少し進んだところに…
どってことのない見晴らし台なのですが、なんせ景色が素晴らしいのでとても幸せな気分になれます。ただね、なんとなくホラ、富良野の「アノ」丘のパクリのような気がしないこともないよね(^_^;)A
せっかくなので一応、登ってみました。ナントカと煙は高いところが好きですので。
愛妻の丘の上から南側の眺めです。一番左が浅間山かな?あの山の向こう側が軽井沢や小諸ですね。丘の上には洒落た洋風のポストがあって、奥様へのラブレターが発送できるようになっております。こそばゆいですが、みなさん、お近くにお寄りの際は是非どうぞ。
更に進むとこんな真っ直ぐ道路も。
前も後ろも車が全く走ってないのがスゴイですよね。
むかーし、モニュメントバレーに行った時がこんな感じだったなw
(←ン十年前の写真引っ張り出してきましたw)
最後の方は少し標高が上がってきました。見晴らしの良い場所でパチり。
ちょうど、地図上で右上の辺りから西側を向いてる眺めです。タクシーをチャーター(?)して観光をしているご老人のグループが記念撮影をされておりました。そういう方も多いのかな?
草津温泉湯畑へ寄り道
ということで、しばしの快走を楽しんだところでつまごいパノラマラインは終点となり、お別れです。県道59号⇒国道292号(日本ロマンチック街道)と経由して草津温泉を目指します。約15分ほどで到着。
白旗源泉です。そして…向かい側は草津のシンボル湯畑。
やっぱりここは人が多いですね~。
ホントは軽くひとっ風呂浴びて行きたいところなのですが、なんせ今日は時間がありません。残念ながらスルーであります。
白根山~志賀草津道路(志賀草津高原ルート)へ
R292へ戻り北上、天空の道とも呼ばれる旧有料の志賀草津道路を駆け上がって行きます。4/21に冬季閉鎖が解除されてから約一ヶ月、既に雪の壁、いわゆる『雪の回廊』は溶けちゃって無いようですが、そこらに残雪がまだまだ結構ありますね。
一気に標高が上がってきたということもありますが…さっきまでとは一転、天気が悪くなってきました(T_T)
白根火山の周辺は、相変わらず火山ガスのため駐停車禁止の状態でございました。一般車両が停車しないよう、監視している係員がアチコチに座っているのですが、あの人たち、硫化水素大丈夫なんでしょうかね?(^_^;)A
しばらく進むと…
ますます雲が濃くなってきます。うーんこの辺は晴れてたら絶景なんだがなぁ。
雨ではないんですけどね。せっかくここまで来たのに何も見えん。
いっそのことこの雲の上に突き抜けちゃえば良いんでしょうけどね。残念です。
万座道路(県道466号)との交差点を過ぎ、横手山の手前、渋峠まで来ました。定番の最高地点の石碑があります。…が、何にも見えません、涙。
一応確認しとくと、ここは『国道』最高地点、標高2172mです。
どうもね、この類のヤツがいっぱいあって、何回聞いても覚えられないんですよね。いつも混乱するのが、
- 野辺山の鉄道最高地点 1375m
- 乗鞍の自動車道最高地点 2702m
- 富士山スカイラインの「マイカーで行ける」最高地点2380m(五合目)
とかね、なんか多いよねw 麦草峠にもナントカ最高地点って書いてあったような?
ココ渋峠の縛りは『国道』ってことですね。事実関係を整理すると残念ながら、ここよりも更に高い場所を走る「道」は存在するのであります(^_^;)A
ちなみにこちら、私がかつて降り立った最も高い場所にある峠。チベットのラサ近郊にあるカロ・ラ峠(5045m)であります。記念撮影ってんで一瞬だけ車から降りたんだけど、いやー寒いのなんのって。尚、後ろは雪じゃなくて氷河ね。
しかし、こんな場所にも住んでる方がいるのです。
左下の二人、我々の姿を見つけ、絵葉書を売りに来た少年少女です。なんと半ズボン…オソロシス。
渋峠ホテルです。未だ曇ってます。
横手山のスキー場脇を抜け、少し進むと県道66号との交差点です。
この辺、熊の湯って言うんですけどね、ホントに熊が出るそうです。襲われた方もいるとか…。オソロシス。
信州高山温泉郷 高山村山田温泉へ
さて、ここから県道66号で山田牧場を目指します。峠を越えると本日の宿泊予定地である山田温泉。時刻は既に16時、大分肌寒くなってきましたが、残りあと10km弱ですのでもう僅か。だったのですが…
なんと!! 通行止め(T_T)
早く言ってよ…(松重豊さん風にw)
どうも最近時の大雨かなんかの復旧作業が終わってなくて、笠ケ岳の手前が一箇所だけ通行できないらしいのです。山田牧場までも辿り着けないらしい。
ということで、同じことを考えていたライダーさんやドライバーさんが大集合しとります。アチコチ電話したり情報収集したりして、「どうも南周り(中野方面から)が良さそうですよ」との結論に。ああもうすぐ温泉に入れると思ってたのに…大分日が傾いてきて寒さが身に滲みますw
ということで結局、R292を湯田中まで下り、信州中野から「北信濃くだもの街道」を南下、県道66号を下から登るという、まるで金谷から久里浜まで陸路で周回するような大回りでやっとこさ到着しました。10分程度で着くつもりが、一時間くらい掛かったかな。
ご存知の方も多いでしょうか。山田温泉のシンボル、大湯であります。泉質もモチロンですが、この古びた建物が最高でございました。中に入るとまた一段とノスタルジック。ちょっと大袈裟だけど、世界遺産の風呂に入ってるようであります。
向かいには足湯もあります。
足湯とビール、サイコーだね~。
この他に滝の湯という簡素なお風呂もありそちらも風情たっぷりで素晴らしいです。本日は当温泉地内の某お宿にお世話になり、大変幸せな一晩を過ごさせていただきました。また必ず行きたいと思います。
第二日目 とりあえず南下、菅平方面へ
朝寝坊して10時頃出発です。
二日目は特に予定も決めておりませんでしたので、のんびり帰るのみ。とはいえ、時間があれば奥志賀や万座方面を散歩する手もあるかな?とは思っていたのですが。そして本日も、朝から素晴らしい晴天であります。こうなると、昨日の曇天で満喫できなかった志賀草津高原ルートをリベンジしたいところ。ですが…
そう、思い出した。県道66号が通行止めでした。そう言えば(^_^;)A
しょうがないね。今回は縁が無かったってことで。山田牧場までは行けるようなんですけどね、その先の選択肢が限られちゃうからね。
ということでとりあえず南下します。昨日迂回路に使った北信濃くだもの街道(すいててオススメ)で南へ進み、R406大笹街道で菅平を目指します。道はガラガラ、天気も良いし快適です。菅平はバイクだとさすがに少し肌寒い感じでしたが、とても気持ちの良い気候でございました。
そのまま南下し、県道4号、旧菅平有料道路に入ります。ここもガラガラで快適ツーリング。東御市で上信越道と交差する手前で、昨日走った浅間サンラインと交差します。これを左折すれば小諸~軽井沢まで戻れます。ですが昨日と同じはツマラナイので…
まだ正午前、少し寄り道することにいたしました。白樺湖から八ヶ岳を通って山梨から帰ることにします。
県道40号を南下、白樺湖へ寄り道
ということで、上信越道の立体交差をくぐり、R18・しなの鉄道・千曲川を渡って県道40号へ向かいます。この道を真っ直ぐ進むと白樺湖まで一直線。ツーリングマップルもご推薦のルートであります。交通量はそこそこありますが、信号皆無で流れています。というかマイカーの人たち、飛ばしすぎでしょ…(^_^;)A
左右の木立は白樺だらけ。自生なんでしょうかね?白樺湖っていうくらいだから元々そういう場所なのかしらね。抜群の景観です。
木立を抜けると女神湖に到着です。まあこれは池だよね(^_^;)A
白樺高原国際スキー場前の交差点を右折し、しばらく進むと…
坂の下、真正面に白樺湖が現れました!! この写真だとちょっと見にくいなw
青空とのコントラストが美しいですね~。
さらにビーナスラインへ寄り道
まだ13時になる前ですので、更にココで欲を掻いてビーナスラインへ突っ込んでみました。さすがに美ヶ原まで行ってる時間はないので、途中、適当なところで引き返すつもりであります。
去年の7月以来ですけど、ここは本当に気持ちいいですネ。死んだらココに埋葬してもらいたいな♪、とか一瞬思ってしまいました(^_^;)A
霧ケ峰の駐車場まで来ました。写真でよく見るベタというか定番のクランクコーナーであります。こんだけ天気が良い日に来たのも久しぶりだなぁ。来て良かった♪
山側を向くと…
ちょっと見にくいけど、登山客が列を成して登っております。登山というかハイキングというか、ナイスな日和でしょうね~。
もう少し先まで行きたいけど、残念ですがお時間であります。ガソリンもそろそろヤバイし、下山することにいたします。
来た道を引き返し、車山高原方面へ。さっきのクランクコーナーを対岸から見たところでありますが…写真わかりにくいね(^_^;)A
八ヶ岳エコーラインから帰路へ
白樺湖まで戻り、大門街道R152で真っ直ぐ南下し茅野市へ。広域農道「八ヶ岳エコーライン」で小淵沢方面へ向かいます。前述の通り、地図上のルートはここで終点としております。この先、首都圏方面へのルートについては以前にご紹介したこちら(⇒『甲斐・八ヶ岳・ビーナスラインまで信州方面渋滞無縁の下道ルート』)に詳しく記載しております。必要があれば参考になさってください。
八ヶ岳エコーラインです。ココまで下りて来るとだいぶ暖かです。遠く正面に見えるのが八ヶ岳。
まとめ
この後、韮崎の先まで広域農道を使い、新山梨環状道路~精進ブルーラインで精進湖に上り、湖北ビューライン経由で最後は山中湖から道志みちで帰って来ました。
特にメカトラブルも無く、久しぶりのロングツーリングでエンジンの調子も少し良くなったかな?700km近く走行して、使ったガソリンは19L位だから、37km/Lは走ってくれたことになりますかね。よく頑張ってくれました♪
まだ5月ですが、天気さえよければこの時期でも信州はサイコーに気持ち良いです。
イヤーな梅雨が来る前に是非是非お出掛け下さいませ。
本日も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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