いつもご覧くださってありがとうございます。
忘れた頃、たまにやってくるニワカ日曜大工のコーナー。
前回はたしか7月初旬、バネ(スプリング)が折れちゃったドアノブ修理の話でございました。しばらく平穏に暮らしておりましたが、懲りずに次から次へとイロイロ壊れるものでありますね(T_T)
ということで、表題の通り、今回は風呂場の水栓の水漏れでございます。これも業者さんに頼むと高いからね~。できれば自分でチャチャッと片付けてしまいたいものです。…しかしながら、水廻りは若干難易度が高いというか、箇所によっては、やはりプロにしか出来ない場合もございます。ハテサテどうなることやら…。
ではどうぞ。
スパウト出口からポタポタ水漏れのTOTO混合水栓
こちら、約7-8年前に風呂釜交換時に一緒に付け替えたTOTOの水栓です。水道屋さんに頼んだこともあってエライ高かった(5万以上したはず…)記憶があります(^^;) 見た目はキレイなんですけどね。この前新品にしたばっかりなのに、もう壊れんのかよ…、何か早いねえ。
いわゆる『サーモスタット付き混合水栓』というヤツで(決して『サーモスタット』ではないと思うがw)、in側が①ボイラーのお湯と②冷水の2口で、out側も①スパウト(いわゆる蛇口)と②シャワーの2wayとなっているやつです。要するに一番複雑で壊れやすく高価なヤツ、一番買うたらアカンやつですw
最近のボイラーは1℃刻みで温度調整できるので、こんなの要らないんですよね。壁の穴が二口あるからこれが良いって年寄りが言いくるめられた結果でございますよw
まずは現状確認です。水漏れの状況がこちら。
スパウトの先っぽからポタポタ垂れるパターンです。
この他、極僅かですが、開閉ハンドルの付け根からも微量に漏れているようです。前々から多少気にはなっていたのですが、最近増量(笑)してきたようで、夜中にポタポタピッチャーンと煩いから早く直してくれ、とオカンのリクエストであります。
下に洗面器を設置して一晩放置しておくと…
ちょっと見にくい写真ですけど、結構溜まってます。
ジャジャ漏れって感じでもないけど、少なくもないかなって感じ。一合以上は溜まってそうです。まあ水道代そのものは大したことないけど、最近時急激に悪化してるようだし、あまりモタモタと先送りしてる訳にもいかなそうですね。
水漏れの原因と代替部品の有無を情報収集
ネットで『風呂 水漏れ』で検索すると詳しい情報を提供されているサイトがいくつか出てきます。ありがたいことで。
で、いくつかザーっと眺めてなんとなく分かったことは、スパウト先端からの水漏れは結構面倒だということ。継ぎ目から漏れている場合は大概シールを交換すれば済むようですが、今回のように蛇口から水漏れしているということは、バルブの損傷・劣化が原因の可能性が高いようです。つまり中身です。そうすると自分で交換できない可能性も高いようで。となると業者さんに頼むより他ありません。うーん、前途多難っぽい…。
水栓の型番(品番)を確認
まあ途方に暮れていてもしょうがないので、より具体的な情報収集に移ります。まずは品番の確認です。開閉ハンドルの付け根すぐ脇、下側にシールが貼ってありました。
これですね。『TMHG40CCR』とあります。
こういう場合にいつも思うことですが、いわゆるベストセラー品というか定番品、つまらなくてもカローラみたいな量産品だと、一般的に補修部品も入手しやすく楽なんですよね。レア機種でないことを祈るばかり。
TOTO公式サイトで補修部品探し
では参りましょう。
実はTOTOの補修部品探しには超便利!!なサイトがあります。
以前、台所のレバー水栓のバルブ交換でもお世話になったこちら、TOTO公式サイト。
⇒『TOTO:COM-ET(コメット)』
リンク先を開くとこんなトップページが出てきます。
真ん中の辺り、『COM-ET検索』欄に先ほどの品番を入力します。すると…
出てきました!! 『分解図』のタブを開いて、PDFファイルをダウンロードしておきます。全ての部品番号が記載されていますので、必要な補修部品を探すのに役立ちます。それだけでなく、実際の分解・組上げ作業中も、この紙が一枚あると、ものすごーく便利です。なのでプリンターで印刷しときます。
さきほどの各種サイト情報に基づく仮説、仮にバルブ劣化が原因だとすると、交換部品は『TH577:開閉ユニット部(定価3456円)』となるようです。で、実際に、これでググってみると…
amazonを中心にそこそこの情報量がありました。みなさんこの開閉ユニット交換でスパウトの水漏れをセルフ修理している方が多いようで(^^;)
我が家の水栓も幸いなことに定番品だったみたいで、これはラッキーかも。直せそうな気がしてきました。
最後にTOTO部品センターに電話で確認
だいたい見通しが立ちましたが一応最終確認。TOTOに直接電話するのが一番です。
電話番号はこちらです…と記載しようかと思ったのですが、さすがに電話番号をそのまま載せるのはアレかな?ということで、必要な方はこちらのリンク先をご参照ください。
⇒『TOTOパーツセンター』
「お問い合わせ窓口」欄にフリーダイヤルが書いてあります。
ありがたいことに土日祝日も稼動しています。そして「混み合います」という割には早く繋がりました。大手企業の余裕を感じますなw
こちらの超親切!!なオペレーターの方に、症状と品番をお知らせすると、「『多分』この開閉ユニット(TH577)で治るでしょう」とのこと。現物を見ていないので当然保証はできない訳ですが、ある程度ハッキリ言ってくれるのは助かりますね~。
で、この場で(電話で)補修部品オーダー(発注)も出来るのですが、3456円+送料540円ということでしたので、お安いamazon(送込2842円)にお世話になることにいたしましたw ゴメンネ。
補修作業の準備
amazonから商品到着
amazonに発注したのが土曜の午後、納品予定は月曜だったのですが…なんと日曜早朝に届きました。早過ぎやろw
10/1からヤマト運輸の値上げが実施された通り、宅配ドライバーの過剰労働が社会問題化している昨今ですが、そんな風潮どこ吹く風のamazonのこのプレゼンス、スゴイね~。よく見たら「『発送しました』メール」が来てたのが深夜未明でしたわw
そして相変わらずやたらとデカイ箱の割には鬼のように軽いという…
オカンいわく「またボールペンの芯でも買ったの?」だって(^^;)
開けてみると…、小さっ!!
そしてプラスチッキーな部品一個。なんかオモチャみたいだな。こんなもんが3000円もするのか…
サイズ感が分かるように扇子と並べてみましたw
工具類あれこれを用意
たいして専用工具が要る訳でもないのですが、水廻りということで、いくつか必要なもの・注意点がございます。なので一応ご紹介。
左下から
- 精密ドライバー(プラスとマイナス)…狭いところを引っ掛けたりするのに使用。まあ無くてもよかった。
- 古い歯ブラシ…外した部品の水垢取り・掃除用に。
- 普通のドライバー…写真の他にプラスも使った
- プライヤー
- ウォーターポンププライヤー…お爺ちゃんの形見(?)の工具箱にあったのでせっかくだから用意しました。お爺ちゃんナイス!! …まあ実際は無くてもよかったです。普通のプライヤーでOK。
- ボロ雑巾…外した部品の水垢取り・掃除用に。あとそこらに零れた水を拭くのに一枚必須。
- バケツ…これ結構重要。作業中は元栓を止めちゃいますので当然水が出ません。なので…お察しの通り、部品を掃除したり、手を洗ったりする為の水を予め確保しておかねばならないのであります。まあ洗面器とかでも良いかと。
作業前の下準備
つーことでまずはバケツに水を溜めます。あとで使う用の水です。
水を溜めたら元栓を閉めます。
で、通常は庭とか外壁にある大元の元栓を閉めるんですけど、今回はこちらの止水栓で事足ります。イチイチ庭まで行って手を汚さずに済む…という他に大きなメリットがあります。詳しくは後ほど。
マイナスのドライバーで閉めて行きます。ネジが止まる所まで締めればOK。右側は冷水口ですが、左側のボイラー口も同様に。
尚、後ほど現状復帰する時用に、回した数を忘れずにメモしておきます。
今回は左右とも同じく、5と1/4回転でした。これが標準値なのかしらね?そういう風に決まってるのかな?
止水栓を閉めました。開閉ハンドルを上下にしても水は出てきません。ちゃんと閉まってますね。
取り説に従って分解作業開始
では実際の作業に参りましょう。
ここから先はマニュアル通りに進めればさして難しくもありません。なので参考程度にどうぞ。
尚、毎度のことですが、ご自身で作業をなさる場合はあくまで自己責任でね。また、言うまでもなく、保証期間中に自分で分解すると保証対象外になる可能性が高いですのでご注意を。
では、行ってみよう!!
まずはハンドルを外します。
スパウト(蛇口)⇔シャワーの切替ハンドルを、ちょうど『止』の位置に合わせます。取っ手が水平になる位置ですね。
この機種の場合ですが、まずは右側の化粧キャップを外します。切り欠きの部分に精密ドライバーを入れて慎重に。長年の水垢等で固着してますので。
キャップが外れました。中を見るとプラスネジで留まっていました。プラスのドライバーで外します。ネジを外すと…
ハンドルが外れました。
続いてプラスチックのブッシュを外します。手でスポッと取れました。
続いてインデックスです。と言ってもこの機種の場合、インデックス(表示)になってませんけどねw
本体下側に切れ目が入っているので、割れないように注意しながら、慎重に「開いて」外します。
で、ここまで外すとようやくナットに辿り着きます。
組み立て時にそれほどトルクを掛けて締めていないので、本来は手で緩むハズなのですが…
長年の使用による水垢と腐食(?)etc.で固着しております。
…ということで、ここでお爺ちゃんのウォーターポンププライヤーの登場です。
傷が付かないようにボロ布を噛ませました。
固着とはいっても、カジッてる訳でもないので大したことありません。プライヤーで軽く外れました。むしろ力入れ過ぎ注意であります。
ナットが外れましたので、中身を取り出せます。まずはスペーサーを慎重に外します。
で、ようやくゴールの大ボスに到着。
本日の目的、交換予定の開閉ユニット(バルブ)の取り出しにかかります。しかし…
これが固い!! ビクともしません。
取り説によると、「プライヤーなどで掴んで引っ張れ」とあるのですが、壊れそうw ツマミの部分は樹脂なので変形必至だろうし(ま、所詮捨てるゴミだけどね)、万一折れちゃったらエライことです。
ということで、ここで必殺の裏技であります。
…とエラそうに言うほどのこともないけど(^^;)
水圧を使います。さっき閉めた止水栓を少しだけ開けるのです。
開閉ユニット(バルブ)のツマミ(白い棒の部分)をしっかり指で押さえながら、慎重に少しだけ止水栓を開きます。ほんの僅か。
尚、当然ですが、スパウト(蛇口)からも水が出てきますので注意しましょう。
すると…
スポッと外れました!!
ほぼ力不要。お母さんでも簡単です♪
止水栓はちゃんと閉めなおしておきましょうね。
さきほど触れた、「大元の元栓」を閉めないでおくメリットは、この為だったのであります。分かった?
分解した部品は丁寧に汚れを落として並べておく
外した部品はゴチャゴチャにならないよう、順番に並べると…
こんな構造になっとる訳ですね。
左下、TOTOコメットからダウンロードしたPDF分解図のプリントアウトです。
これを手元に置いておくと混乱しません。裏側には部品番号と名称が表になっていますので、取り説で出てくる用語、つまり「インデックス」だの「スペーサー」だのが???な時に役に立ちました。
ちなみに外した部品は一個ずつ、古歯ブラシとバケツの水で丁寧に洗ってあげます。
結構、水垢というか腐食?というか。ゴミが付いてますので丁寧に。我ながら几帳面なA型であります。バイクの修理なんかもそうですけど、自分でやるからこそ、こういう細かいところまでケアしてあげることができます。プロ(水道屋さんやバイク屋さん)は見えないところは一切やってくれないからね(^^;)
自分でやると労務コスト関係ないので好きなだけやったらエエんです。愛着も湧くこと間違いなし。
新品バルブ(開閉ユニット)を取り付け、組み立て直す
引き続き取り説マニュアルに従っての作業です。参考程度に。
こちらがamazonで購入した新品の開閉ユニット(バルブ)です。
パッと見、古い方(さっき外したヤツ)とどこがどう違うのかよく分からんのですけどねw 古い方も特段目立った磨耗は見当たらないのですが…まあパッキンとかがヘタってるんでしょうな。
取り付け前に、まずはスペーサーと接続します。
切り欠き(凹凸部)を合わせて二つのパーツをくっつけます。
で、この状態のまま、本体の穴に突っ込みます。スペーサーとバルブが離れないように注意しながら…
最後、本体の切り欠き(マルで囲んだ部分)に合わせる様に差し込んでゆきます。
シッカリ組み込んだら、ナットで固定します。
さきほど外す時はプライヤーを使いましたが、締める時は基本的に手で大丈夫です。気になる方はホンの少しだけプライヤーを使いましょう。
さっき外した時と逆の順番でドンドン行きます。次はインデックス。
割れないように注意しながらハメ込みます。
『止』の位置合わせの為に、スピンドル(バルブの棒の先っぽ)を少しだけ回転させます。スピンドルのギアのカット面(一部平らな面)を上に向けます。天井部分だけが平ら(水平)になるように。
指ではシンドイのでプライヤーを使いました。力を入れすぎてキズを付けないように慎重に。
ブッシュを取り付けます。よーくみると前後(表裏)があるので間違えないように。切り込みがある方がハンドル側(外側)です。
ハンドルを差し込みます。
スピンドルの水平面と、ブッシュの表裏が正しくセットされていれば、スーッとハマります。
入りました!!
ドライバーでプラスネジを締めます。
最後に化粧キャップを嵌めれば完成です。できた!!
修理完了、そして…めっちゃ軽くなったw
修理完了しましたので、止水栓を開けます。
さきほどメモッた通り、左右(お湯・冷水)とも、5と1/4回転です。
ちゃんと修理完了していれば大丈夫だと思いますが、万一作業不良があった場合は止水栓を開けた瞬間に水浸しになる可能性も無きにしもあらず!! (考えたくないけどw) なので一応、慎重にね(^^;)
試しに水を出してみると…
問題ありませんでした。水漏れも完全に直っております。
そして驚きだったのが…、
ハンドルが異常に軽い!!
これが元々の仕様なんでしょうね。経年劣化で相当重くなっていたのでしょう。
じいじなんて、手洗い後に水止める際、勢い余ってシャワーの水を頭からかぶっとりましたw
余談:オマケの自由研究…のはずが有益情報発見?
修理に関しては以上です。
必要な方は多少なりとも参考にしていただけるかと。
で、ココから先はオマケの実験君です。
外した古い方の開閉ユニット(バルブ)ですが、そのまま捨てちゃうのもナンだな、ということで少し弄ってみました。
バラバラに分解してみると…案外構造は簡単?
後学の為に…ということもなく単なる好奇心であります(^^;)
ラジペン、スナップリングプライヤーに舐めたネジ外し用のザウルス(これは要らんかw)も用意。それでは分解して参りましょう。
全部バラバラにするとこんな感じとなります。
バルブの構造です。白い棒=ハンドルを回転させると、スパウト(蛇口)とシャワーが切り替わります。右側の穴がシャワー、左側の穴がスパウト側ですね。結構単純な構造ですな。
消耗品っぽいのはOリングが四個。
他に磨耗している部分は無さそうだし、実はOリングだけ交換しちゃえば直ってしまうような気がしますね。
ということで、ユニディに焼酎買いに行ったついでに、水道コーナーのOリングを覗いてみました♪
こちらが大きい方の三個のOリングに似たようなサイズ。
こちらは小さい方の一個に近いサイズのもの。
サイズが正確に分からないのですが…いずれにせよ全部買っても300-400円程度ですね(^^;) それで直れば大分安いなw
勝手に考察:ローテーションできまいか?
まあ結局のところ、『正確な』サイズが分からないと上手く行かない可能性は高いでしょう。精密パーツだし、「テキトー」サイズじゃ水漏れするでしょうからね。
外したOリングを測定するのにノギスを使えば0.05mm単位で分かりますが…やっぱり「ヘタってる」状態ですからね~。元の「仕様の」サイズは新品じゃないと分かりませんので。
で、思ったんですが…
そもそもホムセンでOリングを買わずとも済む方法があるかも?
というのはですね…この大きい方のOリング、三個あるのですが微妙にヘタリ具合が違うようなのです。三個のOリングはそれぞれ↓下の写真の赤い楕円の部分に装着されておりました。でね…
推測ですが、左側から水圧が掛かりますので、Oリングも一番左側が最も厳しい環境、つまり最も劣化しているようなのですね。右に行くほどヌルイ環境になる訳です。
ということで、このOリングを「ローテーション」すれば、つまり一番右のヤツと一番左のヤツを入れ替えれば直るのではないか?と思うんですが…甘いかな(^^;)
ちなみに一番小さい一個のOリング。
こちらが水漏れの主因だとすれば、これはもうお手上げかと。
というのもですね、この小さいやつを外すには、↑上の写真の右上の「スナップリングみたいな金具」を外さねばならんのです。ですがコレ、普通の工具で外そうとすると、そこら中がキズだらけになります。とても再使用する気にならないレベル。
なのでまあ、Oリングを交換できるとするなら大きい方の三個だけかなと。
分解マニュアルを探してたら…ナイスな発見が!!
ところで、仮にOリングだけの交換で済ますにしても、最低限、この「開閉ユニット」を取り出さないといけない訳ですね。つまり本体を分解せねばならんと。
で、実際に分解するには、やはりマニュアル(取り説)がないと厳しいです。例えばネット情報(当サイトなど)を参考にするとしても、やはり個別機種の公式マニュアルなしで分解するのは…難易度が高い、というかあまりやりたくないですよね。
しかしながらマニュアルを入手するには交換部品を買わねばならないというジレンマw
マニュアル(取り説)だけどっかで入手できんかのー?と調べてみたら…
ありました!!
前述の「TOTOコメット」の検索窓に『TH577』と入力してサーチしてみましょう。すると…
考えてみたら補修パーツだってこのデータベースに存在してる訳だからね。
で、TH577の下の方、『説明書』を押して進めばPDFを入手できます。おー、素晴らしい。これをダウンロードしてプリントアウトすれば取り説はゲットできます=分解可能でありますヨ!!
でね、それとは別に思いがけなく知り得た素晴らしい情報発見w
上の写真の「説明書」の隣に『分解図』ってあるでしょ?これを押すと出てくるのが…
そのものズバリの分解図?であります。
まあコレ自体は大した価値はないけどね、ホラ、よーくみると…大きいOリング三個、
部品番号が載ってるじゃありませんか!!
このOリング、部品で取れるんだ(笑)
助かるね~。
部品番号:93004H 一個108円(税込み)でございます。三個で324円。
この番号でコメット検索するとちゃんと出てきますw
でね、これをTOTOで買うとおそらく送料540円かかります。
ですが、通販で検索すると定形郵便やメール便(80-90円程度)で送ってくれる業者さんもあるようです。あとホームセンターとかで取り寄せてもらえば送料無料ですね。
結構、イケそうやん!! そして若干の後悔。もっと早く気づいていれば…(^^;)
ま、ハンドルも大分固くなってたし、水漏れの原因はOリングだけじゃないかもしれませんけどね。もし見当違いなら324円が無駄になりますがw
ということで自由研究でございました。
やってみたら上手くいったよ!! という方、もしいらっしゃればお知らせいただけると嬉しいです(コメント蘭へどうぞ)w
あくまで自己責任でね。
(2018.2.11追記更新)
TATSUさまより、パッキン交換に関する情報をお寄せいただきました。
修理をお考え中の方は、併せてご検討いただくとよろしいかと思います。一番下のコメント欄をどうぞ。
まとめ
ということで久しぶりのニワカ大工日記でございました。
そして最後の方は図らずも案外有益な情報が出て参りましたね(^^;)
終わってしまえば、修理作業自体は短時間で案外簡単でした。
やはり症状の確認と原因の特定、部品の確保ができるかどうか、その辺がキモですね。TOTOさんのコメット検索と電話窓口を利用すると、ある程度絞込みは可能ですが、最終的に合ってるかどうかは分かりません。見込みが間違ってたとしても自己責任。結局、私らプロじゃないもんね。
情報収集は焦らずに納得行くまでシッカリとやりましょう。
今回掛かった費用は部品代2842円でした。
業者さんに頼むと、技術料(工賃)だけで5-10000円位は掛かるようです。そこに部品代が加算されますが、これが定価、というかそれ以上だったりして(よくある話)。今回の修理だと総額1-1.5万円程度でしょうかね。それを考えれば上出来であります。
が、…もしパッキン(Oリング)のみ交換で済めば324円。うーむ…まあ贅沢言い過ぎかなw
同じような症状の方は参考にしていただければ幸いです。
尚、ご自身で作業される方はくれぐれも自己責任でね(^^;)
本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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コメント
参考にさせていただいています。
TH577の「Oリング(93004H)」3個交換してみました。
結果、うちの症状は治りませんでした。
漏れる原因が、TH577の黒い部分の内側全周にパッキン?があり、そのパッキンの劣化(隙間ができた?縮んだ?)が原因と思われます。
参考にさせていただき、今回の作業をやってみようと決意することができました。
ありがとうございました。
TATSUさま
ご投稿ありがとうございます。
外側のパッキンを交換してもダメだったということですね。うーん難しいですね~(^^;)
貴重な情報をお寄せくださりありがとうございました!!
今回、ユニット交換後に同じように分解を試みOリングの存在を知り交換で治るのかなと
ネット検索でたどり着きました。 掲載の分解写真の円筒形樹脂部が2重構造になっていて引き出すと間にさらにパッキンがありますのでそちらも併せて交換すればと思いました。
Toshiさま
ご投稿ありがとうございます。
中にもう一層あるのですね~。気付きませんでした。
ただ、TH577の分解図によると、部品で取れそうなのは外側だけですしね…
内側のパッキンも標準仕様のモノが入手できるといいのですが。
いずれにせよ、貴重な情報をお寄せくださり、ありがとうございました(^^)
その後さらにネット検索すると 「とむちととっとことともし」2013-5-21 カテゴリー メンテナンス 左記ブログの方は、リング交換(交換時シリコングリス塗布)で修理で完了されてます。