いつもご覧下さりありがとうございます。
久しぶりのなんちゃってDIYネタ。
というか、株主優待速報系記事以外だと、更新自体が久しぶりというウワサも(;・∀・)
ちょっとばかし忙しかった上に、体調もあんまり優れないことを言い訳に、ダラケモードのままサボってしまいましたw
ごみんなさい。
ということで、かなーり薄いネタですがリハビリ期間ってことで許してね。
ま、多少は役に立つ方もおいでかと。
ではどうぞ。
デスクチェアー(椅子)のキャスターが絨毯を攻撃?
私事で恐縮ですが。
当ブログでも何度か触れておりますが、ここ1-2年来アレコレとモノを捨てたり等、地味~に進めておりました身辺整理。ようやく一段落いたしまして、最終的に、仕事場のデスク周り一式もゴッソリと『お引越し』することに相成りました。
ところがですね、新たな仕事場の部屋、実は高級ウールの敷き込み絨毯が備え付けとなっとりまして、幸か不幸かややデリケートな扱いを要するのは不可避な状況に。まあ、普通に寝起きしたり、重量物の家具家電(タンスやテレビ)などを置いておく分には何も問題ないのですが、気になるのはデスクワークに付き物のこちら。
私も規格外のデブ、という訳でもなく、また一日中、部屋の端から端までゴロゴロ移動する訳じゃないんですけどね。何とはなしに使ってると、意外と少なからずダメージがあるようで、知らんうちにカーペットが案外と痛むんですよねー。前の仕事部屋は、フローリングの上に後付けの安物絨毯だったので、イザとなりゃ交換すりゃ済む仕様だったのですが…、実際、最後はもうボロボロのハゲハゲでありました(^^;)
ですが敷き込みカーペットとなると安易に交換という訳にも行かず、やるとなると大掛かりなリフォームが必須(結構お高い絨毯だし尚更)。
今後しばらくはこの場所で椅子をゴロゴロすることになるので、取り返しのつかないケバケバ状態になる前に手を打っておかねばなりませぬ。
既成品のチェアマットは悪くないが…
…ということで、
何か敷くモノない?
…というのが本日のテーマ。
発想が貧困な管理人、ベニアかコンパネでも買ってきて下に敷けば機能的にはOKなんじゃね?、とは思うものの、インテリア的に見た目も何かもっと良さげなモンがあるハズだよな…との思惑でネットの海を彷徨います。すると…
ちょっと調べると出てきました。『チェアマット』という製品があるらしい。
一般家庭の場合だと、パソコンデスク周りに敷くケースを想定した商品のようですね。
例えばこんなやつ。
素材は安くて耐久性のあるPVC(ポリ塩化ビニル)が主流のようです。
また表面が『つるつる』ではない、『カーペット地』のモノも多いみたい。形状も机に合わせてT字型になってたりして。
当家の場合、主たる目的は、絨毯を傷めないように、との思惑。
ですが昨今の住宅事情からすると、同じ床の保護でも『フローリングが傷つかないように(へこみ防止)』、というニーズが一般的なようですね。あと、集合住宅での騒音、つまりマンションで階下の住人に迷惑掛けないように…という気遣いで購入される方も多いみたい。キャスター椅子をフローリングで使うとゴロゴロ言うもんね。
ポリカーボネート製の高級品を除けば、だいたい2000-4000円も出せば買えるようです。
高くはないけど…
おそらく消耗品(長持ちしない=いずれ買い替え必須)…の割には微妙な値段。
そしてPC周辺機器や事務機器屋さんの製品の為か、基本的にデザインがダサい(^^;)
3000円も出せばリビングやダイニングで使う小洒落たラグマットとか買えるよね…まあ、キャスター椅子をゴロゴロしたらすぐにボロボロになるかも知らんけど。
あとサイズがなんつーかこう、ビタッとハマらなそうっていうのかな。
オーダーメイドじゃないのでしょーがないけど、基本的にデスクの形状が千差万別なので、統一感のある規格品的なラインナップという感じでもないんですよね。この辺は自分のデスク周りの寸法を測って、ある程度近いモノを『妥協して』チョイスするしかなさそうです。
ということで、これはこれで情報として押さえた上で一旦保留。
他に代用品はないかのー、と調べてみると…
安くて丈夫そうなタイルマットを発見
程なく発見しました。『タイルカーペット(タイルマット)』というものがあるらしい。
こちらの写真です。ニトリさんより拝借いたしました。なんと50cm×50cmで一枚、277円(税抜)だそうな。安っ。
要は会社のアレですね。
床上げしたオフィスのフロアに敷いてある、あの薄~い(ウレタン?は分厚いけど)カーペットマットですね。タイル状になってるやつ。これを家庭で使うことはあまり考えたことなかったけど。
多分、耐久性やらなんやらは、専用のチェアマットと比べてもさほど見劣りしないはず。タイル式だから、椅子の可動範囲だけ必要最小限買えば良いし。…んで、サイズあたりの単価を計算すると、おそらくコスト半分~三分の一程度に収まりそう。そもそも消耗品と割り切ってるので、安いに越したことはないもんね。
ということで、早速、採寸してみることに。
我が家には当然、3次元測定器のようなハイテク機器はございませんので、うら寂しくアナログな『巻き尺』(メジャー)でシコシコ測っていきます。
んで、エクセルで1cm単位で実寸をシミュレーションした結果、こんな感じになりました。
いろいろイジクッてみましたが、素直に四枚、正方形に並べるのが一番しっくり来そうな感じ。
購入検討される方は、ご自身のデスク環境をよーく観察して、納得いくまであーだこーだ並べ直してみるとよろしいかと思います。
ということで、早速、近所のニトリへGO。
補足:ダイソーのパズルマットはダメなのか?
気になる方も多いでしょうから触れときましょう。
より廉価なダイソーのパズルマット。幼児用にリビングに敷いてる方も多いでしょう。こんな(↓)やつ。
これだと2個で100円位ですからね、リーズナブルではありますが…。
結論から言うと全くダメです。柔らかすぎて椅子が沈んでしまいますので、キャスターが機能しません。つまり、デスクチェアーをゴロゴロと移動するのは無理ゲー。残念でした。
ちなみにこれは野外イベントへお出かけの際の『座布団』として重宝します。
お尻が痛くならなくて超快適。個人的にお花見や運動会での活用を激しくオススメしときます。本日のテーマと全く関係ないけど(^^;)
ニトリ店舗でマットを購入
サイズ、デザインなど、割と種類を選べる
やってきました。平日夕方のニトリ、いやー想像以上にガラガラやわ~。
なんとか存続だけはしていただきたいものですが。
で、売り場を探すと…
ありました(^^)
ネットと同じ値段(277円)ですね。そして現物をみるとよく分かりますが、裏側のゴム(ウレタン?)の部分も肉厚で、十分頼りがいがあるというか、耐久性も期待できそうです。
ですが、それ以外にも若干異なるラインナップがあるようです。
こちらはややお高い(370円)ですが、『スタンダード』なモノよりやや毛足が長い?(ような気がする)。デザインも一色でなく、ストライプ柄になっていて、多少洒落てますね。家庭で使うなら、無味乾燥のオフィス仕様よりはこっちもアリかも。
あと、サイズが小さいのもありました。
40cm×40cmです。
『吸着』とあるように、機能性がプラスされているのか、小さいくせに更に高価な462円。
これだと足元のスペースに合わせてより緻密(?)に隙間を埋めるように配置できそうですね。ただ、必要枚数が多くなるので、結果的にはコスト高(4-6枚購入で2500-3000円位?)になっちゃうかも。あと、枚数が増えると、当然ですが『切れ目』が増えますので、ズレやすくなりそうなのが気掛かりな点。
こんなのもありました。『シリコン加工』ってのはイマイチよく分かりませんが…
絨毯が厚手のモフモフ。こちらは一枚370円。
暖かそうです。が、本来の目的である、キャスター椅子の下敷きとしては…なんつーかコロがりにくそうですよね(^^;)。あとこんだけ毛足が長いと、定期的に掃除&虫干ししとかんと、ホコリが溜まったり…何となーくダニが湧きそう(失礼)。
…と一通り見てみて。
まあ、間違いなく『消耗品』だし いずれ傷んだら買い換える必要がありそうですので、一番安い、オーソドックスなオフィス仕様のモノ(50cm×50cmで一枚277円)にしました。4枚で1000円ちょっと(・∀・)b
配色が悩みどころ
あとは色をどうするか。
基本的にオフィス仕様、デザインが地味~ですので、センスというか配色が命(^^;)
何も考えずにグレーとか同色四枚でも良いんだけど…単色だとなんか寂しいし。
また、白っぽい色(クリーム?)系は汚れやすいかな?とか、素人なりに思案します。センスの無い管理人、売り場でしばし悩むこと10分近く、実際に売り物を並べてみてあーだこーだ試行錯誤の末…。
貼ってあったPOPの写真の通りの配色にしてみました。
青系~グレーの四色組み合わせですが、悪くないですよね。
暖色系ならこういうパターン(↓)も良さそうです。茶系~クリーム三色の組み合わせ。
個人的には下の方が好みだったのですが、その売場では残念ながら一枚、色が無かったのです。なので上の青系四枚の組み合わせでGO。結局、しめて税込み1200円でした。安いわ~(^^)
家に帰って実際に敷いてみた
ニトリのカタログ写真通りに配置してみます。
四枚しかないので、なんかこうちょっと印象が違いますが…まあしょーがないw
悪くはないよね(^^;)
基本的にはピタっと合わせられるのですが、下(床面)が絨毯なので、力を入れると微妙にズレちゃいます。ましてやキャスター椅子でゴロゴロやるとなると…ということで、予防策。
ひっくり返して裏面の各接辺をガムテープ(布テープ)で固定。
こんなんで一応完成。
この時は、あとであんなことが起こるなんて思いもしない管理人でありました(⇒後述)。
まあまあでしょ。
あとは実際に使ってみてどうなるか。
数日使用後…どーしてもズレるので修正(ガムテープ補強)
当初、いー感じで使ってたんですけどね、2-3日もすると、微妙なズレが避けられないことがわかってきました。
場所的に言うと、四枚のうち右側後方の一枚。
これがどういう訳か、徐々に後ろ側というかね、時計回りにズレてくのよね。
なんつーかこう、着座してる時のウエイト加減なんでしょうけどね。
長時間座ってる方向と、後ろに椅子を引く時のクセみたいなものと関係があるのでしょう。
その都度、手作業で直してみたんですが、根本的に『ガムテープの粘度<ズレる力』、なようで、何度やっても同じことの繰り返し。
ということで、一部修正というか補強いたします。
接辺の十字テープだけでは弱いので、縦方向に追加で貼ってみました。引っ越し屋さんがよく言うけど、ダンボールの梱包もガムテープを対角(縦方向)に長く貼るのが一番強度が出るらしいでね。
写真のように、親の仇とばかり、大量に貼りまくってしまいました(^^;)
モッタイないので今回は、安い『紙の』ガムテープ。特に、このズレちゃう濃いグレーのマットの両辺を重点的に。しかし、後日、これが災いの元となるとは…
ひっくり返して元通りに…
…つーことで、この修正後、しばらく使ってみましたが大丈夫なようです。イケるイケる。
これでダメなら、タッカーで鉄針を打ち込んだりせんといかんかな~と思ってたので一安心。
ただね、一枚だけがズレなくなった代わりに、『全体的に』徐々に回転してるんですよね。
ま、掃除の度にちょこっと戻せば済むんだけど。知らんうちに裏側のガムテープが捲れちゃったりすると、粘着ノリが案外ベタベタなので…、絨毯の毛をむしり取らないように、たま~に気にしといた方がよさそうではあります。
後日災難が…ガムテープは大失敗。ゴムと癒着してベタベタに…
割と簡単に上手く行ったじゃんね、となめてましたが、甘かった(^^;)トホホ
二週間ほど経ってから、何気なく裏側をめくってみると…
ヤバっ(*_*)
ガムテームの糊とゴムが癒着というかお互いに溶け合って、ベタベタになり始めてました。
あー、たしかに石油製品同士はマズかったか。
初期段階で気付いたのが不幸中の幸い、絨毯へのネチャネチャ感染は最小限の被害で済みましたが…、保護のつもりが下手したら高いもんつくところだったわw
ということで再度やり直し。
パーツクリーナー、レモンオイル、アルコール等を総動員し、粘着をキレイに除去したあと…、今度はこちらを使用してみました。
むかーしバイクのシート張替えで購入したダイソータッカー。安物のなんちゃってではありますが、針(芯)さえマックスを使えばバッチリ使えます。詳しく知りたい方はは過去記事のこちらなどもご参照に。
⇒『DIYでダイニングチェアーの張替え』
連結にこいつを打ち込んでみました。
裏側は手作業、一個ずつマイナスドライバーで折り曲げます。引き擦った際に床(絨毯)が傷つかないように、念入りに押し込みます。
とりあえずですが一辺あたり五箇所ずつ、一番負荷の掛かる右下のところだけ増量で9箇所打ち込んでみました。これでしばらく様子見ですが、当面は使えそうであります。
さらに後日…結局手縫いしてみた
タッカー留めもさほど悪くなかったんですが、裏面の絨毯が傷んだらヤだな、ということで、結局手縫いしてみました。
釣り糸が無かったので、普通の木綿糸で。
裏面のラバーがやや厚地でしたが、裁縫用の針で全然問題なく縫えました。コツを掴むまで、チョット手間が大変でしたが、安定感はバッチリ。最初からこうしとけば良かったかな(^^;)
まとめ
ということで、単にニトリで買物しただけ、という手抜き投稿…のハズがナカナカ苦労の連続(^^;)
うーん、ガムテープ方式は全くダメでしたので、お気軽にオススメ、という訳にも参りませんね。
タッカー打ち込み方式は割と上手くいったような気がしますが、耐久性がどうなるか微妙。
あと、うちは下が絨毯なので問題ありませんでしたが、フローリングの場合はタッカー芯で多少なりとも床が傷つくと思いますので、この方法もあまりオススメできませんね。
まあ最後の手段でしたが、単純に手縫いするのが良かったような気がします。
最初は耐久性を考えて、ステンレスワイヤーの細いヤツとかで出来るかな?…と思ったのですが、考えてみれば、釣り糸みたいなナイロンのテグスでも十分かと。今の所、我が家では木綿の糸で何とか機能しとりますが。
結局、タッカーなんかよりも、案外簡単で丈夫な気もするな。
まあ、ちょっと興味あるわ、という方は公式サイト(ニトリネット)でゆっくりご検討くだされ。
⇒『タイルカーペット(ハーゲン50×50)|ニトリ公式通販』
購入する場合は、やっぱり一度店舗で実物を見た方が良いと思います。
素材の感じや色味も実際に見ないと分からないし、面倒でも休日に近所のニトリへ足を運ぶのをオススメします。その上で、今回の管理人のように、「色が無いわ」という時はネット購入もアリかと思いますが、送料がネックかな。
尚、ニトリは楽天やヤフーショッピングにも出店してますので、ポイントを消費したい方や、「5のつく日」等を利用される方はこちらへ。
最後にお約束ですが、真似してやってみよっかなーという方、作業は自己責任でね。
わかってると思うけど念の為。
本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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