いつもご覧くださりありがとうございます。
二年半ほど使っているバイクカバーの劣化が酷く、ご臨終間近。
色々検討した挙句、新品を購入せずに、とりあえず、以前に使っていたモノを再利用することにいたしました。一応、利便性を考慮して少しだけ加工いたしました。
ではどうぞ。
風前の灯
こちら、只今使用中のバイクカバーさんの惨状でございます。
背中というか、ちょうどシートの上辺り、裂けかかっているのがお分かりでしょうかw
アップにするとこんな感じ。
右の写真は後ろから眺めたところです。
ちょうどリアシート(タンデムシート)の上に乗っけてあるツーリングネットのフックが顔を覗かせてますね。こんな感じのちょっとした突起に触っただけで裂けちゃいます。もうペナペナ。
下の方(地面近く)はそれほどでもないんですけどね~、紫外線が直撃するテッペンは全体的にこんな状態。腫れ物に触るように扱わないと、あっという間にビリビリに八つ裂きであります。
昔懐かしのスペランカーじゃないけど、触ったら死亡、みたいな状態です。
ハンドル廻り、はこんな感じ
出っ張ってるハンドルバーの端っこ、ブレーキレバーの突起、ミラーの先っぽがもう死亡寸前です。あと一息でご臨終でしょうw
現在使用中のバイクカバーの銘柄
こちら、購入したのが2014年の9月。ちょうど二年半経過していますね。それにしては少し劣化しすぎな気がしますが…。amazonでまだ売っているようでしたので一応貼っておきますね。
少し値が上がっていますね。管理人が購入した時は3086円でした。平山産業ってあまり聞かない名前ですが、創業30年以上の結構歴史ある会社のようです。
こちら、簡易包装の代わりにお値打ちというのがウリでした。完全防水ではないので、雨が浸み込んでバイクはそれなりに塗れてしまいます。まあこの価格帯の商品としては普通でしょう。風雨の直撃と紫外線を避けるだけと割り切っての購入です。
新品到着時に確認すると、生地と縫製とも値段の割りには良いんじゃないの!! という感じでした。その前に使っていたワイズギア(ヤマハ)のバイクカバーが、三年で縫製が解けてオジャンになってしまったので、縫い目は結構気にしていた記憶があります。
そしてこのバイクカバーの気に入っていたところはここ。
バックル止めになっています。エンジンの下辺りを左から右へ通してバックルで固定します。超楽チンで便利です。
ワイズギアみたいに巾着紐で絞り上げるやつよりも、楽だし早いし、手は汚れないし。しかも構造上、台風でも飛んでしまう心配はほぼゼロです。ヤマハもこっちにすればいいのにね。
あとは一応「防炎」っていうんですかね。耐熱素材になっているそうで、マフラー辺りに接触しても溶けないようです。今までほかのカバーでも溶けたことないけどね。
デザインも作りも縫製も、結構良かったんですけどね…。肝心の『生地』が安物だったみたいで。わずか半年でテッペンだけ色が白くなってしまいました。その後、約一年半経過の昨年二月頃、タンクの上辺りに3cm程度の裂傷が。何かを引っ掛けた時にピーっと穴が開いてしまいました。そして、テッペンは変色だけでなく、手で触ってもわかるくらいペナペナに劣化。
その後一年、よく持ったな、とも言えますが。縫製の劣化は全くないのでもったいない。基本的に耐紫外線があまり得意ではない生地なんでしょうね~。
さて、そろそろ次を探さねばなりませんが、どうすべえか…。
生地さえ良ければこれでも言うことないんですけどねえ。同じ物を購入すると確実に二年後にまた買い換えないといけないでしょうからね。値段も上がってしまったことだし、他を探すことにしました。
いろいろ検討
高いの買えばいいんでしょうけどね。貧乏性ってのもあるんですが、何かね、あんまり信用してないんですよね。高いからって長持ちするとは思えないし。3000円程度で程良い商品があると助かるんですけどね。
amazonで見ると、この辺が人気商品のようです。
で、まあいろいろ検討したんですけどね、どれも帯に短しと言うか…、イマイチ『これ、欲しいっ!!』ってものがないんですよね。
結局お古のヤマハワイズギアEタイプを再利用
最終的に購入は延期。しばらくはお古を使うことにしました。ブルーシートとかで自作するツワモノも要るようですけどね、さすがにそこまではねぇ…近所の目もあるしね(^^;)A
押入れに眠っていたこちら。
現在のカバーを買う前に三年ほど使っていたヤマハ(ワイズギア)のバイクカバーです。詳細はこちら。
こちらは余り値段が変わっていないようですね。6年位前に購入した時も3800円くらいだったかな?ヤマハだけあって品質はバッチリです。サイズによりけりですが、定価(希望小売価格)は約10,000円前後ですしね(^_^;)A 定価で買う人一人もいないでしょうけどw
約三年間、使用したのですが、上記の平山産業とは異なり、生地は全く問題なかったのです。ですが、ミシンの縫製がピーっとほつれちゃって、バラバラになっちゃったんですよね~。何かもったいないよな、と思い一回綺麗に洗ったあと、保管しておりました。
で、暇な時に、ほつれた部分を手縫いで縫い合わせてみたら…、アラ不思議。再利用できそうじゃね?となりました。キャンプとかね、出先で使用しようかな?と思ってたんですが、いざ持ち出すとなると微妙にかさばるんですよね。
なもんで、二年半もの間、押入れで眠っておりました。とりあえずこれを引っ張り出してきて使用しましょう。
一応チェックとちょっとだけ加工
庭にベローンと広げてみます。
一通りチェックしてみましたが、穴空きや破れはなさそうです。ほつれちゃった部分も全部修理済みでした。作業したの、あんまり覚えてないんだけど(^_^;)A
再確認してみると、生地はやっぱり予想以上にペナペナです(笑)。破けてはいませんけどね。もっとしっかりしてた記憶があったんだけどな。三年も使ってりゃ劣化するか。まあ、とりあえずのツナギですね。過剰な期待はできませぬ。
縫い直した部分はこちら。
ちょっと写真だと見にくいですね。
こっちの方が見やすいかな?
小学校の家庭科以来、というと大袈裟ですが、これだけいっぱい縫ったのは生まれてはじめてかも。元々のミシンの縫い目に穴が開いているので、その穴に沿って針を入れていけば綺麗に修繕できました。手間はかかりましたけどね。結果的にミシン縫いより数倍強化された感じはします。案外おすすめかもw
で、このままでも良いんですけどね、せっかくなので、少しだけ加工することにしました。風対策です。
上の方でもお話しましたが、便利だったバックル、アレをこのワイズギアの方へ移植してみましょう。新品だったら恐ろしくてできませんが、こんな三年も使ったジャンクまがい品です、遠慮なく実験台になっていただきましょう。
まずは同じような場所に並べて、バックルの位置を合わせます。
続いて平山産業の方のバックルを一刀両断w
紐と受け部分、周囲5mm程度広めに切り取りました。
あとは針と糸で縫い付けます。
ほつれを修繕した時と違って、元々の針穴がありませんのでテキトーです。キタナ~(汗)
『紐』と『バックル受け』と両側の縫いつけが完了しました!!
実際に被せてみましょう♪
完成
こちらができあがり。
前に目印のラインが入っているのがワイズギアの特徴です。二年半ぶりの懐かしい姿であります。しばらくはこのまま頑張ってもらいましょう。必殺、困った時の問題先送りw
加工したバックルはこちら。
いやあこれが便利なんだわ。結果的に平山とワイズギアのいいとこ取りになりましたw
まとめ
最初からこのパッケージで売ってくれませんかね、ヤマハさん。縫製もほつれないようにお願いします。
これで長持ちはしないでしょうから、ボチボチ暇を見て、ちゃんと後継を探したいと思います。それにしても3000円位の安いやつで10年くらい持ってくれるようなカバーって出来ないんでしょうかねえ…。
本日も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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