いつもご覧くださりありがとうございます。
先日のアルパカセーター手洗いと似たようなネタですみません(^^;)
衣替えの季節…はもう大分過ぎてますけどね。
安物ですが、おかげで何時でもドコでも気にせず使えるユニクロのウルトラライトダウン、自宅でジャブジャブ水洗いしてみました。
ご存知の方も多いかと思いますが、簡単手間要らずで普通に綺麗になります。
興味のある方は参考になさってください。
ではどうぞ。
昔は高級品だったダウン、クリーニング代も…
冬の必需品、ダウンジャケットのクリーニング、普段どうされてますか?
え?まだ洗ってないの?もう六月も終わりだろ!!
…というツッコミはご勘弁下さいませ。5-6月迄は新緑のツーリングシーズン真っ最中なのでありますヨ。風を切るから冷えるってのもありますが、信州の高地に行ったりしてると局地的にエライ寒い時がありますんでね。常時着用はせずとも、旅のお供に必需品なのであります。
ですが30℃近い真夏日もチラホラ現れ始めた今日この頃、さすがにそろそろ一回洗濯しておくか、ということでございます。
で、一昔前、ダウンジャケットといえば極寒の冬でも暖か、誰が発明したのか知らんけど、こんなに軽くて暖かなんて信じられないくらい助かるシロモノ。ですが、値段もハンパ無い高級品、そら大事に、腫れ物に触るように扱ったモンです。
←こんなやつねw
20年以上前の写真、10万円以上したかな…オソロシス。
そして同じくハンパ無いのがクリーニングのお値段。一冬終わってクリーニング屋さんにに持って行くと、特別扱いだかで2-3週間預かり、料金も5000-7000円位もかかりました。今なら新品の安いダウンが一個買えちゃうよなw
逆に言うと一個4-5000円の安物ダウンジャケットを、ワンシーズン毎にいちいちクリーニング屋さんに出してる場合じゃないってことでありますw
ユニクロ安物は手洗いで十分。ただし…
アルパカセーターの手洗いの記事でも申しました。
高級品や思い出の詰まった大切な品は別として、ユニクロの安物ダウンなら手洗いで十分、素人でも安心簡単に綺麗になります。労務コスト度外視できるので、ある意味妥協せずに細部まで愛情込めて丁寧に洗ってあげることも可能です。
ただし!! 以下ご紹介するのはあくまでの素人作業です。
最初にお断りしておきますが、当ブログ情報を参照してやってみて、万一失敗しても当方は一切責任は負いません。前提として、
- 高いヤツ
- 外出用のフォーマルなヤツ
- 思い出の詰まった大切なヤツ
- その他失敗したら困るヤツ
こういうのは真っ直ぐクリーニング屋さんへ持っていくか、もしくはちゃんとした専門知識を持った詳しい方へご相談を。
で、そうじゃない安物の場合でも、手洗い厳禁なダウンジャケットもありますので要注意!!
ダウン(羽毛・羽根)そのもの自体ではなく、ジャケットの外側の生地が、革、フェイクレザー(ビニール地)、ウール含むもの、の場合は手洗い不可であります。ひび割れや硬化、型崩れ、生地の収縮の恐れがあります。
といってもまあ一般的な安物は大概そうですけど、ユニクロウルトラライトダウンのように『ナイロン地のモノ』だけにしましょうね。それ以外は自宅で手洗いは避けるが吉。
わかったね!!
では行ってみよう。
ユニクロダウンは寝巻きの上着としても抜群
こちらが本日の素材でございます。
定番のユニクロウルトラライトダウンジャケット。数年前、春先のセールで2999円で買ったヤツです。酷使をものともせず、よく頑張ってくれております。
一家に一台、もとい一人一着…どころか一人三着位持ってる方もいるとか。なんせ、これだけ安いとね、昭和生まれのオッサンにはTシャツ買う感覚で購入できますんでね(^^;)
普通にアウターで使用する他、バイク乗りにはインナー用で一枚持ってると便利なんですよね。暖かだし、脱いでも何しろ荷物にならない(折り畳むと小さくなりますからね~)のが最高であります。若干水に弱いけどね。
さらに室内着、というか寝巻きとしても秀逸。
極寒の真冬の就寝時、パジャマの上に着て寝ると、それはもう暖か、肩や首が冷えませんからね。良い羽毛布団を使うのはもちろんですが、これを組み合わせるとポカポカグッスリ快眠ですよ~。是非お試しアレ。
個人的には色のラインナップがアレなのが珠にキズですが。まあ、安いんで文句は言えません。寝巻き用ならトンデモカラーでも問題ないしね(^^;)
今年は暖冬だったせいか、あまり利用してないので、それほど汚れてはいないのですが…、一応、一冬越えた区切りですので、愛情込めて綺麗にしてあげたいところです。
ちょっと見難いですけど、タグの表示も『水洗いOK』。遠慮なくジャブジャブ行ってみましょう!!
洗い桶とアクロンを用意
例によっていつものパターンです。100均洗い桶とアクロン(ライオン)。花王のエマールでも大丈夫だと思います。
ライオンのHPに詳しい解説が掲載されていますので、ご一読を。
⇒『ダウンジャケットのお洗濯・洗い方-アクロン(ライオン)HP』
アクロンの説明書きを見てみましょう。
セーター一枚で、ぬるま湯5L、アクロン12.5mlが目安だそうです。
上記HPのダウンジャケット洗濯用ページにも、同様の希釈倍率で記載されています。要するに水4Lに対してアクロン10mlで薄めて使用せよ、とのことなんでしょうね。
それでは参りましょう。
先に袖口と襟をアクロン原液で叩き洗い
その前に注意事項。特に普段家事しないお父さんね。
ダウンジャケットのポケットに、レシートだのお札だの、車の鍵だの…、入れっ放しになってませんか?ちゃんとチェックしましたね?いいですか?
では行きましょう。
まずは袖口、襟など、汚れ易い箇所だけ先に原液で少し叩き洗いします。といっても前述の通り、あんまり汚れてないんですけどね、まあ一応儀式的に(^^;)
ほんの少し、一滴ずつ垂らす感じで。あまり汚れてないねw
襟のところも。こちらもほとんど汚れてないんですけどね(汗)。
上記、ライオンのHPでは、スポンジなどで叩く、とあるのですが、そんなものありませんので、キャッブで軽くトントンと。効いてるのかね、これ?
この他、汚れ易い箇所として、ポケットのところや裾の部分があります。気になる方は併せてやってあげましょう。
ぬるま湯にアクロンを溶かして丁寧に押し洗い
それでは『本番』の水洗い。洗い桶にダウンジャケットを放り込み、40度弱のぬるま湯を注ぎます。
ダウンが浸るくらいまで。結構水(お湯)を吸いますのでやや多めに。
上記ライオンHPの表記どおり、水4Lに対してアクロン10mlです。まあだいたい目分量で5Lくらいかな?ということでテキトーに12.5ml放り込んでみました。良い子はちゃんと量りましょうね(^^;)
よくかき混ぜて希釈したら、ゆっくり丁寧に押し洗いします。
あまり着ていないとはいえ、そこそこ汚れが出てきますね~。
しかしアウターとして酷使した年だと、こんなモンじゃすみません。『ザ・真っ黒』であります。やっぱり日頃からマメに洗濯してあげたいものです。
ゆっくりゆっくり、両手で何度も丁寧に押し洗いします。内側のダウン(羽毛・羽根)がちゃんと洗浄液に浸って汚れが流れるように。
10分位経ったところで、まあこんなモンかな?ということで終了、すすぎへ参ります。
ぬるま湯で三回ほどすすぎ洗い
まずは汚れたアクロン液を流して捨てます。
そこそこ茶色の水が出ました。結構汚れは落ちたんじゃないかな。
新たに40℃弱程度のぬるま湯を注ぎます。
ぬるま湯を注いだら念入りに濯ぎ(すすぎ)ます。さきほどと同じように、丁寧に押し洗いの要領で。
ある程度濯いだら、お湯を捨て再度ぬるま湯を投入します。そして再び押し洗いの要領で濯ぎます。茶色の水とアクロンの泡が出て来なくなるまで計三回繰り返しました。
最後に柔軟剤を投入してすすいで仕上げ
綺麗になりましたので、仕上げに柔軟剤(ソフター)を投入します。
量は結構テキトーです(汗)。あまり入れすぎないように。良い子はキチンと確認しましょう。
柔軟剤が行き渡るようにゆっくり丁寧に押し洗い(すすぎ)します。
洗濯ネットに入れ、洗濯機で脱水
柔軟剤で仕上げのすすぎが済んだら、脱水です。
ダウンは想像以上に水を吸います。
タプタプの重々になってますので、そのまま洗濯機に放り込むのは危険です。袖なんかが引っ掛かったりしたら簡単に破けちゃうでしょう。なもんで洗濯ネットを用意します。
丁寧に折り畳んで、大き目の洗濯ネットに入れます。
この状態で洗い桶に放置しておくと…この段階でも、吸った水がドンドン出てきて、相当量、桶に溜まっています。スポンジ以上の吸水性かも。
桶のまま洗濯機へ運び、ネットごと洗濯機へ放り込みます。
全自動ではなく、単品メニューの『脱水』を使用します。
うちのは最短で1分なのでそれを利用。
30秒程度で十分だそうですので、洗濯機のメニューに合わせて選びましょう。
脱水終了後、手触り感触では十分水分が抜けているようでした(そして、ものすごーく『軽く』なってるw)ので、一回でOKとしました。
風通しの良い日陰で干す
セーターと違って伸びる心配はありません。
なので、基本的にハンガー干しで良いようです。できればワイヤーハンガーではなくスーツを掛ける肩幅の広いハンガーがオススメです。
あとは大概、『ダウンが痛まないように風通しの良い日陰に干しましょう』とありますね。
ハンガーを…と思ったのですが、本日は良い天気で風も強かったのでこれ幸い、物干し竿に広げてみました。直射日光が当たらないように、一応、軒下の日陰に設置。
先日のアルパカセーターだと、物干し竿三本にビローンと広げて一晩(夜は室内)かかったのですが…ダウンは速乾です。三時間で見事に乾燥。
まあ中身の羽毛の状態が分かりませんのでね。仕舞う前にハンガーに掛け、念入りに室内干しです。
仕上がり
二日後の状態がこちらです。
すっかりキレイ、洗剤というか柔軟剤のイイ香りがします♪
今冬も頑張ってくれてありがとー。
あとは次回使用時に全体的に防水スプレーをしておけば完璧。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ある意味セーター洗いより簡単な作業だったかもしれません。
脂溶性の汚れはドライクリーニング(いわゆるクリーニング屋さん)の方が優位ですが、水溶性のホコリなどは実際、手洗い(水洗い)の方が落ちやすいそうです。コストも手間もかかりませんので一度試してみてはいかがでしょうか。
ですが基本的には『安いユニクロダウン』限定にしておきましょうね(^^;)
お約束ですが、最後は自己責任でどうぞ。
また当サイトだけでなく、他の専門情報も必ずチェックされることを強くオススメします。
本日も最後までお付き合い下さりありがとうございました。
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