割れたアルミを溶接?ロウ付け?接着剤?ホンダ純正オプションメーターバイザー(ミニカウル)レストア修理 バイク弄りGB250

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いつもご覧くださり、ありがとうございます。

先日の「プロ仕込(笑)バイク洗車」記事で少し触れましたが、アルミフレームが割れてしまった(涙)メーターバイザーの修理(?)に着手いたしました。

あんなオモチャみたいなサイズでも、70km/h以上で走行すると、結構な風防効果があるのです。かと言って、同じものはナカナカ入手困難、今となっては貴重品の当時物ホンダ純正オプション品でございます。

そこらの社外品を買ってくればすぐに済む話ではあるのですが…。
ワガママながら我が家のクラブマンちゃん、一応、ホンダ純正・オリジナルのノーマル仕様にコダワって維持してるモンで、なんとか復活できないか?との悪あがきでございます。果たして直るのでありましょうか(^^;)

ではどうぞ。

まさかの破断、GBの振動恐るべし

おさらいになりますが、先日の洗車中に発見した破損箇所がこちら。

メーターバイザー割れ

見事、真っ二つでございます(T_T)
しかしあれだよね、こんなんでも普通に走っててあんまり気づかないモンですねw 多少なんかカタカタいっとるかな?くらいは思ってたんですがね。メーターカバーのトラスネジが緩んでるかな?くらいに思ってたら、この有様でございました。

とりあえず引っぺがして現状確認をいたしました。
ヘッドライトステー左右、14ミリのボルトを緩めてバイザーだけ外します。

ヘッドライトステー左右のボルトを外す

外れました。こうやって見ると完全に『真っ二つ』ですねw

表向き

アップにして、切り口を見てみましょう。

アップ切り口

ちょっとピンボケですね(^^;) 小さい方も。

切り口2

厚さは2ミリくらいでしょうかね~。
アルミのカタマリとはいえ、この厚さだと修復は厳しいかなぁ。

ン年ぶりにカウル無しになった我が家のGB250。なんか斬新ですw

メーター廻りを磨く

普段、狭くて手が入らないところを、メッキ磨きでフキフキしてあげました。ヘッドライトの裏側、メーターカバーの下の方とかも少しツブツブが浮いてましたのでピッカピカにしておきました。

さて…どうなることやら。

情報収集、…しかしアルミの接合は難易度が高い!!

とりあえずブレスト的に、素人発想で考え得る方法を調べて、いくつかピックアップしていきます。するとまあ大体こんな感じ。

  1. アルミ溶接(プロに依頼)
  2. ミニトーチでロウ付け(自分で)
  3. エポキシパテ
  4. 接着剤
  5. アルミテープとアロンアルファで臭いものに蓋(問題先送り)

ということで一つ一つ精査してみました。

1.アルミ溶接

一番確実で、ちゃんと仕上げれば見た目も強度も問題ないはず。
最大の問題は、基本的に個人では不可能だってことですね。身も蓋もないけど(^^;)

業者さんに相談するにしても、こんな個人の小さいモノを扱ってくれる溶接屋さんが近所にいる可能性は少ないだろうなぁ。コスト的にもどうなんだろ。中古パーツの値段より高くなっちゃうと意味ないしね~。レア物とは言え、一万円位でたま~にヤフオクに出てくるからね。2-3000円程度じゃやってくれないだろうしなぁ

2.ミニトーチでロウ付け

バーナー 中華製溶接は無理でも、ハンダの延長、ロウ付けなら個人でもなんとかなりそうです。実際、折れたペーパーナイフくらいなら自分でくっ付けたりしてるからね。

難点は…これは溶接の場合もそうだけど、熱でバイザーが溶けちゃうかも?ってことですね。構造を見てみると分かりますが、フレームに樹脂製のバイザーがリベット留めされちゃってるのですね。外さないと、多分、熱で融解&変形は免れないかと。 

そしてもっと根本的な問題は…、
ロウ付け素材の中でも「アルミ」は難易度が非常に高いということです。というより基本的に無理と考えた方が良いかも。イロイロ情報を集めてみたところ、アルミのロウ付け材が無いことはないのですが(非常に高価だけど)、やはりキチンと接合させて強度を出すには素人にはほぼ不可能のようです。

母材が真鍮や銅ならよかったんだけどねぇ。

3.エポキシパテで接着

エポキシパテたまたま手元にあったこちら。
4月にとある企業の株主優待でいただいたものです。

『エポキシパテ EP-200 レクターシールRECTORSEAL』

なんかこう、アメリカのケーブルテレビの通販っぽいっていうかね。胡散臭さ満点でありますねw(失礼)。

…というか、これってソモソモの主用途は、ひび割れた水道管の亀裂の補修穴埋めとかそういうのらしいです。水道管は確かに圧力はかかりますが、亀裂の反対方向に引っ張られる力はそれ程でもないからねぇ。

今回の母材、GBのバイザーのアルミ地は、完全に割れて二分割しちゃってます。
しかも装着時は左右に軽く引っ張られ、常に振動に晒されるというストレスフルな環境。接合面が2ミリ程度と細く狭いし、かなり厳しそうではあります。

amazonやモノタロウ等、ネット通販のコメント情報も確認してみましたが、やはり信頼に足る口コミは見当たらず。むしろ気になったのは、母材がアルミだと比較的くっつきにくいという情報。

基本的にそうなのかもね…

4.接着剤

これはハナカラ期待はしてなかったのです。
金属用の接着剤はあることはあるけど、アルミに強い接着剤ってあまり聞かないですもんね。まあでも一度プロの意見も聞いてみよ♪と、ダメもとでユニディへ。すると…

店員さん「強度が要るアルミの接着剤?ありますヨ、これ!!」

と紹介されたのがこちら。

1000円近くしますw 高っ。 まあその分高性能だと良いんだけどね。
しかし今回のオーダーはなかなか難易度が高いミッションです。当方の事情を詳しく説明したところ…

私「…これこれこんな感じで、結構ヤバメの箇所なんだけど、ホントに強度も大丈夫なの?」
店員さん「溶接の代わりになる位強いですよ。心配なら裏面を補強すれば大丈夫」

とのこと。どういう事かと言うと…

右の写真のようなアルミ板を金切りバサミで適度なサイズに裁断して、接合箇所の裏面に貼るんだそうです。セロテープというか絆創膏というか、そんなイメージ。できるだけ広めに切り出し、貼る前にサンドペーパーで表面を荒らして、先ほどの接着剤で裏面に貼ると。

ふーん、なるほど。さすがプロ!!
なにしろこの自信満々の回答が心強かった!!
これはイケルかも?と期待は膨らんだのですが…

帰ってきて確認してみました。フレームの裏側の面が…

裏側

ご覧の通り、樹脂製のバイザーがまるまる被っとる。アルミ板貼るスペースありまへんがな(T_T)

そして、念のため確認したamazonやその他ネット通販の口コミでは…

「アルミはくっつきにくい」
「強度の要る部分には不向き」
「接着面が広くないと強度が出ない」

…とのコメント多数。うーん、ウチの条件だと厳しいかな…。

さてどうするか。

5.アロンアルファとアルミテープで臭いものに蓋(問題先送りw)

最後に…

まあこれは効果や難易度、見た目など、精査検討するような内容じゃありませんがw ただの先送りです。

特に金属用でもなんでもない、タダの瞬間接着剤で断面を貼り付け、アルミテープでグルグル巻きにしておけば案外、当面平気じゃね?という気もしないこともない…(^^;)

ただね、この場合でもやっぱり、樹脂部分のバイザーが邪魔なんですよね。フレームと樹脂性バイザーの間がそれなりに結構タイトであまりスキマがないのです。なので、一度全部バラさないと、シッカリとテープを巻き付けることができなさそうです。

あとやっぱりね、断面に「ヘンな」接着剤を塗っちゃうと、あとあと面倒なことになりそうなんですよね。後日、溶接でやり直すか、ってなった時に、断面にくっついた接着剤を綺麗に剥がせないと、今度は溶接もできないと。ま、これは上の「AY-123」や「レクターシール」に関しても言えるんですけどね。

浅い考えで、その場凌ぎでやらん方が良さそうな気はします。

方向性を検討、妥協案は…?

さて、上記のようにアレコレとイロイロ考えているうちに、時間だけがドンドン過ぎてゆきます。

そろそろバイザーのことなど忘れかけていた頃、個人の依頼を受けてくれる溶接屋さんを横浜方面で発見!! メール等で少々相談してみたところ…基本的には現物を見ないとナンとも、という話でしたが、直せるかもしれないとのこと。ただし、やはりリベット留めされてるバイザーがやっかいなようですね。一回全部外さないと熱で変形or溶けちゃうのは避けられないようです。そらそうだわなぁ。

ここまで来て確実に言える事。
接着剤にしろ、溶接にしろ、ちゃんと直すにはバイザーの樹脂部分を一旦外す必要がありそうです。リベット留めになってますんでね、一度外しちゃうと元通りに戻す自信はありませんが(^^;)

逆に言うと…、
そこまでやるなら、もういっそのこと、破断した両サイドに複数の穴を開けて、補強用のアングルか何かをリベット留めするのが一番でしょうかね~。オリジナルよりもリベットだらけになって見た目がちょっとアレ?な感じになっちゃうかもだけど、強度的にも一番安心かと。

ですがリベットは経験がありませんので技術的に難易度が高そう。
また、工具も新たに購入せねばなりませんので、コスト的にも見合わないかなぁ。

結局、ヤフオク漁った方が早くて結果的には安そうですねw

さて行き詰って参りました。

試しにリベットを一個だけ吹っ飛ばしてみた

じっと考えていても埒が明かないので、少しだけアクションを。
破断した箇所のすぐ傍のリベットを一個だけ除去してみることにしました。これで裏面に多少スペースが稼げれば、エポキシや接着剤が使えるかもしれないしね。

ドリルでGO!!

まずは100均のピンドリルで恐る恐るアタック。

ハンドドリルで

結構削れます。そんなに硬くなさそう。そういや昔、このバイザーをゲットしてピカールでシコシコ磨いた時…フレーム部分だけでなくリベットの部分も鏡面になったのを思い出しました。これ、素材は多分アルミですね。ということでドリルを用意。一気に吹っ飛ばしましょうw

ドリル

物置にあった年代もののドリル。ドイツ製らしいです。いつのなんだかw

リベットの場所

リベットは四箇所ありますが、断面の傍のこの端っこのヤツを外してみます。ちなみに五個あるように見えますが、真ん中はネジなのですね。

アタック

中心からズレないように慎重に…

貫通

貫通しました。割と簡単だった。

一段大きいドリル刃に替えてもう一度ギャイーンと。穴の径を広げます。

リベットをこそげ取る

で、グラグラになったところで、ラジペンで摘まんで引っこ抜きました。スポッと外れます。

お掃除

せっかくなのでパーツクリーナーでお掃除します。我ながら几帳面やなw

樹脂バイザーとアルミフレームの間に少しだけスキマが開きましたので、アルミテープ位だったら入るようになったかな。でもグルグル巻きって訳にはいかなそうです。ましてや接着補強用のアルミ板を挟むのは無理がありそうですね~。ちゃんとやるなら隣のリベットも外さないと歪んでしまいそうです。

ユニディでばら売りネジ買ってきた

穴を開けたは良いモノの、リベットで修復なんてできませんからね。径に合うネジで誤魔化す算段です。いつもお世話になってるユニディさんでネジを物色。すると…

ステンレストラスネジ

ナカナカいいでしょ。ステンレスのM8トラスネジです。ナットとワッシャーとスプリングワッシャーもセットでゲット。30円くらいだったかな?試しに仮付けしてみると…

仮留め

良い感じです。鍋ネジと迷ったんですが、トラスの方が支え面が広くて良いかと。隣の元々のリベットに比べるとビミョーに大きいんですけど違和感はないよね?というかリベットよりこっちの方が綺麗かもw

余談ですが、ステンレスとアルミは素材の相性が悪い(カジる)ので、こういう組み合わせは基本NGです。が、こんな場所、雨は多少当たりますが、熱も無いし、これでいいんです。エンジンブロックとかそういうところはステンレスのネジはダメですよ。

さて、これだけ綺麗に修復できるんなら残りの三箇所のリベットも吹っ飛ばすかな。で、手元にあるエポキシでアルミ板を裏面に貼り付けて補強しましょうかね。

少し、現実的な方向性が見えてきました!!

 

状況が急転 ヤフオクでバイザーゲット!!

さていつやるかな…なんて考えてたとある日の午前中。
ヤフオクの出品を発見!! 割と綺麗っぽいし値段もそこそこ(妥当ってことね♪)。これは運命的な出会いかも??? なんせこの純正オプションパーツ、三ヶ月に一回位しか出ませんからね~。ということで15分迷った末、サクッと即決。

数日後、やってきましたこちら。

中古パーツ メーターバイザー

まあまあでしょ。というか年代モノの割にはかなり上モノ( *´艸`)ムフフ

ということで、今回の修復作業はお蔵入り決定でございます。
「いつか」作業再開することになったら改めて後日、続編をお届けいたしますね。ご期待に添えずスミマセン(^^;) あるいはジャンク品でオクで売っちゃうかもしれんけど。

ということで近々、こちらのヤフオクゲット品をピカピカに磨き上げる予定です。中古部品レストアの基本作業ですが、ニーズがあればご紹介するつもりですのでよろしければご覧くださいませ。お楽しみに。
(2017.8.20公開しました!!)
『アルミ鏡面仕上げでヤフオクパーツをレストア再生♪蘇るかメーターバイザー』

 

結局、長々と引っ張った割りに、尻切れトンボになってしまい申し訳ありません(^^;)
本日も最後までお付き合いくださりありがとうございます。

こちらもどうぞ♪
『ステンレスのロウ(はんだ)付けやってみた♪タオルハンガーの修理』
『タンク&カウルをレストア!!GB250クラブマン初期型純正仕様に』 
オススメ

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『Honda純正部品廃盤(涙)でも…NTB代替部品という手もあるヨ!』
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『エンジンヘッドからオイル漏れ!!カムギアシャフトOリングが原因?液体ガスケットで補修』
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