(2019.6.1追記更新) いよいよ本年度(2019年度)も開催要項の告知、および、応募受付が開始されました。受付期間は開始・締切とも昨年より二週間ほど前倒しとなってますね。 当記事は元々2017.6.6に投稿したモノですが、応募券の選び方等の基本的な考え方は、例年同様そのままご参考にしていただけるかと思います。その上で日時他の詳細について、今年(2019年)の情報にアップデートしておきましたので、観覧をご検討されている方は、うまく掻い摘んでご活用いただければ幸いです。 |
いつもご覧下さりありがとうございます。
早いもので今年も既に折り返しの6月です。総合火力演習の応募季節となりました。
2017年から往復はがきでの受付をやめ、全てインターネット応募に一本化となりましたが、今年(2019年)は、何と!! 陸自公式ツイッターのフォロワーになると敗者復活戦があるとか…保守的なお役所にあって中でも硬派な防衛省、見た目と違い、ナカナカ大胆かつ先進的な仕事の進め方に感心でありますw
ということで、今一度応募方法のおさらいと、ついでに火力演習の概要など、軽~く記載してみました。歴戦のベテランさんには今更な情報ですが、今年から初めて応募するヨ!!という方はご参考になさってください。
なにしろタイトルの通り、応募しなけりゃ当たりません。
でも宝くじと違ってタダだからねw
ではどうぞ。
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別途、良席確保のポイントや早く列に並ぶ方法、その為のアクセス手段、あると便利な持ち物、帰りのバス待ち渋滞回避方法など、一通り別記事として投稿しております。事前準備にご活用下さい。
⇒『アクセス場所取り駐車場持ち物…火力演習を楽しく快適に見る方法♪予行日程も』
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富士総合火力演習(そうかえん)とは
以前は知る人ぞ知るマニアックなイベント(と言って良いのかな汗)でした。ですが、昨今はアニメや漫画で取り上げられたり、地道な広報活動の成果でしょうか、一般にも徐々に浸透してきた感があります。
陸上自衛隊が実施している演習の一つで、毎年8月末に御殿場市の東富士演習場で行われております。2019年(令和元年)は8/25(日)です。通常の演習と異なるのは、一般公開されるため、我々一般人が観覧できると言うことです。演習の位置づけとしても、全国の駐屯地から部隊が集合して、普段の訓練の成果をお披露目するという、言ってみたら訓練の集大成なのでしょう、甲子園大会みたいなモノ、と言う方もいます。
とまあ能書きをグダグダ言ってるよりも、こちらの動画をご覧頂いた方が早いでしょう。陸上自衛隊公式の広報チャンネルです。どうぞ。
ここでしか見られない実弾射撃
我々一般人にとっての最大の見所、つまり他では見られない『ココ』でしか見られないモノ、それが実弾射撃です。基地イベント等で車両展示みたいなのはよく聞きますけどね、さすがに大砲やミサイルをドッカン、ドッカン撃つ訳に行きませんからね。
実際に戦車やヘリコプターなどの実弾射撃が間近で見られるのが最大のポイント。朝早くから頑張って並んで最前列付近に陣取れば、迫力の射撃シーンは目の前数十メートルです。特に90式戦車と10式戦車の実弾射撃の迫力はライブでなければ絶対に分からない凄まじい迫力(^^;)Aオソロシス…
ちなみに上の動画の47分過ぎ辺りから出てくる戦車群が90式と10式です。ですが…、
断言しますが映像では実際の迫力の1/100程度しか伝わってません。音も凄いですが、爆風による衝撃波(?)と火薬の匂い、あの凄さは現地ライブでなければ感じることはできないでしょう(^^;)A
F1(最近は回生ターボでショボイけど)や航空祭のジェット機を遥かに凌駕するサウンドです。これを上回るのは恐らく(見たことないけど)海自観艦式の射撃か、種子島のロケット打ち上げ位しかないのでは(汗)。
お祭りやイベント好きなアナタ、一度は見ておいて損はありませんよw
観覧には入場券(チケット)が必要
入場券は無料ですが、一般抽選に応募し、当選しないと入手できません。
実は一般公開の本番日(2019年は8/25)以外にも、事前に予行の教育演習日が数日あり、一部地元の方や関係筋に招待券が配られるようです。知人筋、親戚筋などを探してみるのも一手ですが、コネ(?)がない我々シモジモは頑張って抽選に応募いたしましょうw
ということで、四の五の言う前にまずは陸上自衛隊公式HPをどうぞ。
⇒『陸上自衛隊:富士総合火力演習:応募方法について』
2019年の応募申し込みは、既に6/1(土)0時より受付中です。締切は7/1(月)24時ですのでお忘れなく!!
今年度(2019年)開催要項の変化点など
上のリンク先をクリックすると応募のトップページへ。
現在、既に2019年用の画面となっております。
(アレレ?うちのはまだ2018年(去年)のままなんですけど…という方はブラウザのキャッシュが残っているかも。更新(F5)するか、ブラウザの設定から履歴を削除してみましょう。)
開催要項と応募方法について、入力項目案内が詳しく書かれております。内容を確認しつつ、下方へスクロールしてゆくと…ページ最下部に、応募リンクが貼ってあります。
基本的に昨年と大きな変更はありません。
丁寧な記入例が掲載されていますので、見ながら入力してゆけばそれ程難しくはないでしょう。『→応募する』をクリックして申込みフォームへ遷移しましょう。
ごく細かな変更点ですが、①青少年券の年齢制限が29歳以下⇒32歳以下に緩和された②入場時年齢確認の為の身分証持参が明記された、の二点ですね。いずれも大勢に影響はないかと。
昨年29歳で、あぁ来年からは一般券か…と嘆いていた方は朗報かも(笑)
あと、子供(中学生とか)連れてく場合、身分証って学生証でいいのかね?免許は無いし、パスポートがあればいいけど、それ以外だと住民票くらいしかないよな?
肝心の入力に際して、若干注意を要するのは上記の赤枠内。詳しくは次項で。
応募(入力)の際の注意点
住所氏名年齢等々の属人的情報はそのまま記載いただければ問題ありませんね。
ですが、初めての方だと???と迷うのが赤枠内の二点。
- 青少年券にするか一般券にするか
- 駐車券希望の有無(マイカー券か、電車券か)
この二点、テキトーに選んでしまいそうですが、結構重要なのです。
というのも、選び方によって抽選倍率が大きく変わるからです。
公式には全体の当選倍率が例年28-30倍程度、駐車券付きチケットの倍率は200倍(!!)とされています。その他は詳細はオープンになっていませんが、一般券はやや当たり難いと言われています。
つまりチケット種別によってかなり倍率にバラツキがあると。
基本的には青少年券が最も優遇されているようです(つまり高確率=当たりやすい)。まあイベントの性格上、リクルーティングにも有効活用したいという考えは十分理解できますのでね。
ということで以下、一応簡単に触れておきますので、初めての方はよくご注意下さい。
青少年券か一般券か
最初に前提ですが、当選した場合には一申込みで最大4名まで入場できます。
例年だと、入場時に当選ハガキを見せることで、人数分(最大4名)のチケットと交換となり、そのまま入場します。細かなことですが入場時に『居る人数分』しか貰えません。全員揃ってないとNG。後から一名遅れてきます、とかはダメってことね。
で、青少年券というのは、その「同時入場のグループ内に32歳以下の方が一人以上居る場合」に使えるチケットという意味です。極端だけど、例えば高校生が一人いさえすれば、他の三人が「青少年ではない」爺さん婆さんばっかり(笑)でもOKです。
逆に一般券というのは年齢制限なし、誰でも入れますよと。
なので同行予定者に32歳以下の人がいるなら青少年券で応募した方が良いです。
ただし!! 例えば、子供を連れて行く予定だったけど、当日具合が悪くなっちゃったから爺さんだけ三人で行くか、みたいな場合は当然入場できません。
特に小さい子供をアテにしてる場合は要注意です。
爆風・轟音や炎天下直射日光で子供が堪えられなくなるケースがよくあります。公式ページにも幼児はご遠慮下さいという旨記載がありますのでご注意を!! まあせいぜい中学生以上でしょうかね。
当然、最初からオッサンばっかりの場合は、一般券での応募となります。
よくご確認下さい。
マイカー券(駐車場付き)か電車券(御殿場駅)か
これも要注意です。
地図を見れば一目瞭然ですが、演習場は「足」が無いといけない場所ですからね。ついつい『駐車券付き』を申し込んでしまいがちです。が…
基本的に電車券(御殿場駅)で応募しましょう。
駐車券付きはまず当たりませんw
200倍ですからね、200年に一回しか当選しませんので。
仲間4人で4枚応募するとして、全部併せても50倍、50年に一回です。
そら当たりません。
結論:電車券+青少年券が最強
ということで基本は電車券、プラス『できれば』青少年券がオススメ。
全体倍率が28倍ですけど、青少年券はもっと高確率、経験上、多分15倍程度じゃないかなぁ…と思います。
ということで、同行してくれる親戚や知人の若い人を探しましょうねw
何も考えずに、なんとなく『マイカー券×一般券』で応募していたアナタ、そんなんじゃ永遠に当選しませんよw
電車券に比べマイカー券が必ずしも便利とは限らない
そうなんです。
実際ね、電車券の方がいいんじゃね?と思うことも多々あるのです。なので、一応補足しておきますネ。実際の当日の様子を少しだけご紹介すると…
電車券で行くとこんな感じになる
電車券の場合、御殿場駅からバス(有料)で会場まで移動することになります。
地元の路線バス(富士急だったかな?)が臨時ダイヤを組んで早朝より「御殿場駅-演習場」間をピストン輸送していますので、それを利用します。当日早朝御殿場駅に着けば、既にバス待ち行列になってますので、すぐに分かるでしょう。
始バスが出る前に、「一刻も早く行きたいっ」という方は深夜にタクシーを利用する手もあります。会場まで3000円くらいでしょうか、ややお高いですが、四人でシェアすればそれなりかも。
といっても「結局始発電車が到着する時刻より以前には動きようがないじゃんね」と、お思いかもしれません。ですが…電車券って『駐車場が付いてない』ってだけで、別に電車で行かなくてもいいんですヨ。車で行って御殿場駅の有料駐車場に入れちゃう人もいます。早く行かないと満車になっちゃうし、結果的に長時間になるから高いけど。
あとは前日終電で到着してタクシーで演習場まで行って寝る人とかね。山の天気を舐めない方が良いので、あまりオススメはしませんが、イロイロと選択肢・方法はあるのであります。夜中の暇つぶしに歩いて会場まで行く人もいるとかいないとか。
マイカー券で行くとこんな感じ
一方のマイカー券(駐車券付き)ですが、さすがの高倍率、万一当たれば最高の勝ち組だろ!? と考えそうなモンですが、そうでもないのがオモシロいところ。
難点は①駐車場が離れている(一部除く)②駐車場のオープン時刻まで入れない、と問題があります。
結局ですね、早く行っても駐車場が開くまで入れない、駐車場の開き待ちで路上で並んで待ってなければいけないのですね。
で、何時か知らんけど(5時とか6時?に)やっとクルマを駐めて、さあ客席に入場だぜ!! という訳にもいきません。何と!! それからシャトルバスに延々乗らなあかんのです。すると会場に着いた頃には既に長蛇の列、下手すりゃ開場後(6時半くらい)だったりしたら最早良席は諦めるしかありません。
まあ開始直前(9時頃)に行くからええんや、って人はね、遅くに行っても駐車場が確保されてるから安心でしょうけどね…。
帰りも『駐車場に戻る為』のシャトルバス待ちで行列です。
マイカーだからって、パッとクルマ乗って帰れないという。あんまりメリットないでしょ?
スタンド席とシート席について
昨年(2018年)よりの変更点です。「『スタンド席かシート席か』が抽選となった」ことについて。
それ以前は現地で好きな席を選べたのですが、昨年より、全て事前に抽選段階で仕分けされ、あらかじめ当選ハガキに席種が明記される仕様となってしまいました。やや大事な変更点だったのですが…、結局のところ、抽選申し込み時点でどちらか希望を出せる形式ではなかったため、応募時には気にして思い悩んでも一切無駄でしたw
今年は席種希望を出せるように変更があるかも…との淡い期待がありましたが、結局昨年と同じでしたね。今年も選べません(^^)
まとめ
ということで、必要な情報のみシンプルにお届けいたしました。
まだ応募段階ですので、要点のみ。
日頃の行いを良くし、運を無駄使いせず…あとは祈るのみ(笑)。
運良く当選した方には8月初旬に当たりハガキ(入場時交換用)が届きます。残念ながらハズレた方への落選通知はありません(悲)。
応募受付期間の変動があるので、その年により多少前後がありますが…
昨年2018年は、早い人で8月3日頃当選ハガキが到着し始めた感じだったですね。(ちなみにマニアの間ではこれを『弾着』と言いますw)。一昨年からハガキをヤメてインターネットに一本化したことも影響があるのでしょう、全体的に事務処理がやや早くなった印象はありますね。
今年(2019年)は受付時期(開始~締切)が二週間前倒しになっていますが、告知では8月上旬の当選通知とのことですね。その頃になると、ドキドキしながらポストを覗く毎日となりますw
(2019.7.24追記更新)
当初予想よりやや早かったですが、当選通知(ハガキ)が到着し始めたようですね。
運良く当選した方は、躍る気持ちを抑えながら、観覧の準備に取り掛かりましょう。
アクセス、場所取り(?)やあったら便利な持ち物など、ある程度網羅的にまとめたこちらの投稿も是非ご参考にされてください♪
⇒『アクセス場所取り駐車場持ち物…火力演習を楽しく快適に見る方法♪予行日程も』
本日も最後までお付き合い下さりありがとうございました。
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