お酢で柔らかく!格安100g99円の外国産輸入牛肉で美味しいステーキ

フリー素材 特大ビーフステーキ
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食べ物ネタです。
かった~いオーストラリア産輸入牛をステーキにしてみました。たま~に無性に食いたくなるんですよね。学生時代、ポン友Hとレンタカー全米一周やったときはだいたい毎朝ビッグマック、毎晩ステーキだった気がするな。和牛もいいけどあの固いのも結構、病みつきになるのです。

ではどうぞ。

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三日間自炊

家族が二泊三日の旅行に出てしまい、週末一人でお留守番なのです。当然ちゃんと飯を作るはずもなく、テキトーに肴を用意して呑むだけでありますw サッカーの代表戦もあるしね♪

で、何かないかな?、と特に目的もなくAveへ。衝動的に安牛肉を購入してしまいました。100g99円。やはり偉大なりAve。がんばって350g買ってみました。どど~ん。特大です。それでも税込約370円w

cheap-australian-beef3

ちなみに黒毛和牛も450~600円/100gぐらいで買えます。こことOKストアが存在しなければ我が家のバーベキューは成り立ちませんw そう、Ave様に足を向けては寝られないのです。

ラベル 牛肉 オーストラリア産 ステーキ用 100g99円ステーキ用と称してますが部位は「肩」ですw 普通、ステーキってのはサーロインとかテンダーロイン、つまり背中を食べるものなんですけどね。圧倒的な価格訴求力の前にそんな能書きは木っ端微塵です。「コマケーこたあいいんだよ!」と。

(^^;)A これだと酒の肴って感じにはならないのですが、ステーキって焼くだけだから楽なんですよね。一人だとちょうどいい♪  こんな固い肉、入れ歯のじいじがいる時は食えないしね。

 

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安い輸入牛肉を柔らかくする方法

以前に日本在住のペルー人が言ってたのですが、彼らにとっては世界に冠たる高級和牛より、アルゼンチン産の固い牛肉の方が美味しく感じるんだそうです。柔らかさでは全く和牛に歯が立たない(一応ダジャレね汗)けど、和牛よりも肉自体の味がするらしいのね。まあ和牛ってサシが多いから油の味ばっかり感じるのかもね。肉の旨みはたんぱく質由来のイノシン酸といいますからね。実際にペルーでステーキ何回か食ったけど、確かに柔らかくはないけど、味が濃くて美味しかった気はしたな。

まあそんなこと言っても柔らかいに越したこたありません。わたしゃ日本人なもんで。

昔から肉を柔らかくする「お婆ちゃんの知恵袋」みたいな方法はいくつかあって、代表的なものは、

  • ビールやコーラに漬ける
  • ワインやウォッカ、焼酎に漬ける
  • ヨーグルトや牛乳に漬ける
  • オロした玉ねぎやリンゴに漬ける

…あたりが良く聞くパターンですかね。
炭酸がいいとか、酵素だとか酸が効くとか理屈はいろいろあるようですが、結構ね、眉唾なものもあると思うんですよね。ワインとか、ヨーグルトとかね。多分プラシーボ効果しかないと思う。

そもそも、せっかく安い肉買ってきてるのに、ビールだのリンゴだのヨーグルトだの使ってたら漬ける材料の方が高くなっちゃって本末転倒と思いませんか?生肉漬けた後の残ったビール飲む訳にいかんだろうし。

で、最近聞いた方法でまだ試してないやつがありまして。先にタイトルに書いちゃったけど、「お酢」がいいらしいんですよね。お酢安いしね。お酢の酸が筋(スジ)を溶かしちゃうとか。

でもこの辺で普通の人は???と思いますよね。若干の胡散臭さw 酸は金属溶かすけど(お酢と食塩でサビ落としできますからね)、たんぱく質も溶けるのだろうか?アルカリの方がたんぱく質溶けるんじゃね?と普通は思いますが、その先は思考停止です。高校の時にちゃんと理科を勉強しなかった報いです。

(追記)大根おろしの汁も効くよ~ん♪との情報を得て、後日トライ。大根って消化酵素(アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ)の塊だし、そもそも「おろしの汁」は捨てちゃうもんだから好都合ってんで試してみましたが…。うーん、思ったほどでもなかったかな。一晩漬けてみたけど、柔らかとはいっても効果はお酢の方が高い印象。ともあれ、興味のある方は是非ご自身でお試しを。ちょっと期待値が高すぎたかな(^^;)

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仕込み

キッチン覗いてみると…、穀物酢(多分一番安い)、米酢、そしてなんとワインビネガーがありました!サイゼリアの株主優待でもらったやつ。使い切れなくてオカンが困ってたの思い出した。コレ使っちゃおう。ちょっと趣旨が違ってきちゃうけどw

穀物酢 米酢 ワインビネガー

塩コショウした上で、ビニール袋に入れてワインビネガーを少々というかじゃぼじゃぼ。
少しもんでみました。そのまま4時間ほど放置。レシピ等には「1時間程度」と書いてありますが、実験君な私としてはドラスティックな結果が見てみたい!という訳で夕飯支度の時間まで放置プレー。

牛肉にワインビネガーをじゃぼじゃぼかける

その間に洗濯物やら買物やら風呂掃除やらいろいろやらねばなりませぬ。なんせ留守番だからね(^_^;)

(注!!)ステーキ肉は焼く時に常温になっていないと上手くミディアムレアになりません(中が「モノホンの生肉」になってしまいます)。冷蔵庫にしまっておく場合でも、焼く一時間前には外に出しておきましょうね♪

4時間ほど放置したのがこちら。だいぶ色褪せてますね。効いてるのだろうか。逆に効きすぎてシメ鯖みたいになってたりしてね…(^_^;)A

輸入牛肉 4時間マリネ後 塩コショウ

一旦袋から出し、もう一度塩コショウ&クレイジーソルトしてニンニクチューブもネリネリしてみます。残ったマリネ汁は捨てずにとって置きました。最後に赤ワインかける時に一緒に放り込んでしまおう。もったいないからね。穀物酢だとこうはいかなかったな。

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いざ調理

フライパンにオリーブオイルを少々とニンニクチューブをブリっと出して弱火で加熱します。

フライパンにオリーブオイルとニンニクチューブ

ガーリックの香りが漂ってきたら…強火にして肉塊投入!

フライパンにステーキ肉投入

ですが焼き過ぎ厳禁です。蓋して30秒程焼いたら弱火にし、更に一分程でターンオーバー。再び強火で30秒→弱火で1分です。

トータル3分ほど火を通したところでお醤油投入、続けて赤ワインとさっきのマリネ汁を投入。

赤ワイン投入 フランベ

派手にフランベ!したのですが、やっぱり写真はダメでした(T_T)
それにしてもすごい煙です。せっかくこの前換気扇掃除したのに…(^_^;)A
(こちらも参考に⇒『灯油で根こそぎ♪力要らずのレンジフード大掃除』

こんなんできました。

フランベ

あとは火を止めて、蓋をしたまましばし余熱で火を通します。おいしそ~。

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実食

できたステーキ

3分ほど待ってお皿へ。少々マーガリンなども乗せてみました。
ご覧の通り、つけあわせがありませんw ブロッコリーとジャガイモをレンジでチン、くらいはしたかったのですが。肉焼き始めちゃうと戦場です。そんな暇ありません。
まあでも見た目もナカナカでしょ。

では…

ステーキ レア ピンク

味は…う、旨い…。そして、やわらか~。

見てください、このフォークに刺さった肉。ピンクのミディアムレア。高級ステーキのようです!
和牛のような溶けるような柔らかさではありませんが…こんなに柔らかになるのか!
結構太めのスジがあったのですが、口の中でスジを実感しつつも噛むと消えてゆく感じです。少し固めの葛キリくらいな感じにまでなってる。口の中で噛み切れないで残るなんてことは一切ありません。

 

そして味が…絶品。肉の味が濃いです。マジコレ。
あのね、テレビでタレントが嘘くさい食レポやるでしょ、不味そうな顔して「おいし~」って。そんなのとぜんぜん違います。マジウマ。この量(350g)だと、和牛だと却って油がキツ過ぎるかもしれませんが、赤身なのでペロッと食べられます。また、ガーリックとマーガリンの風味も混じってまさに最高!いやはや4時間漬けた甲斐がありました。これレストランで5000~10000円くらいとってもおかしくないレベルですわ(自画自賛)。

しかし、こうなるとビールが欲しくなりますね。手元に日本酒と焼酎しかない…ビール買っておけばよかったな(^^;)A

いやはや、かなり美味しいです。マジおすすめ。

あとは火曜日、日本代表が勝ってくれればサイコーだなあ。

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結論

やっぱりたんぱく質にも酸が効くのですね。

酸が効く…といえば、ひとカケみこすりサンポール。サンポールならもっと柔らかくなるかも…。
勇気のある方はお試しください。

 

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本日も最後までお付き合いくださりありがとうございます。

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