いつもご覧下さりありがとうございます。
久しぶりの手抜きグルメ(?)ネタです。
オッサン一人でも簡単に出来る『お留守番メニューレシピ』、今回は、「な~んちゃってローストビーフ」にトライしてみました。
以下、ネタが薄いので、細切れな写真でごまかしております。ご容赦あれ(^^;)
ではどうぞ。
電子レンジでオーブン料理の作り方に革命的時短
ローストって言うくらいですから、当然作り方は…普通はオーブンを使ってジックリ焼き上げます。
キャンプの人気メニューですので、過去に、手作りダンボールオーブンや、ダッチオーブンを使って焼いたことがございます。えらい時間が掛かり、出来上がるとかなりな達成感がありました。ですが…
最近ではアチコチで見聞きしますので、既にバレテーラというかご存知の方も多いかと思いますが。
チャーシュー(焼豚)なんかは最初から電子レンジでチン、がデフォルトらしいよ。ウルトラ時短なだけでなく、味や出来栄えもナカナカとか。最早オーブンいらんやん…(´・ω・`)
ということで、豚肉で可能なら牛肉でも出来るのではあるまいか?
というのが自然な流れ。早速試してみました。
ただね、煮物系と違って焼き系は失敗(焼き過ぎ)のリスクがあるので、やや火加減が難しいです。普段料理しないオッサンにとっては若干の懸念材料。ですが、それを補ってあまりある、「手間の掛からなさ」。
これまで手抜きレシピ系記事は10個近く投稿してますが、今回に関しては、まさに究極の手抜き料理かもしれませぬ。
食いしん坊&呑兵衛のお父さんは是非トライあれ。輸入牛なら肉も安いし。
では参りましょう。
材料は…毎度お馴染み、aveの激安輸入牛肉
本日の素材はこちら。毎度お世話になってます、激安の殿堂、aveの輸入牛。
肉の種類は…アレ?何かローストビーフっぽくない肉だね?
…とお感じになるのもごもっとも。こちら、豪州産、ステーキ用のミスジ肉です。
焼肉屋さんによっては希少部位などと称して重宝がられてるパーツですね。
ですが和牛だとお高いミスジでも、豪州産、更にaveにかかると驚愕の100g139円(笑)。
過去に何度か、ステーキとして食したことがございます。
輸入牛だけあって赤身中心ですが、さすがミスジというか、ソコソコ結構な柔らかさでオススメの一品です。胸焼け大敵年寄りの胃袋には、サシの入った和牛よりも、むしろ優しい。以前にご紹介した爆安の100g99円ステーキ肉よりも最近はこちらがお気に入りだったりして(こちらもどうぞ⇒『お酢で柔らか♪100g99円輸入牛で美味しいステーキ』)。
話を戻すと…
ご存知の通り、本来ローストビーフはモモのカタマリを使用するんですけどね、モモ肉の方は179円/100gだったのよね。ミスジの方が安いってどういうコトだよ(^^;)
…ということで、モノは試し、ミスジでトライすることにしてみました。やや小さめの、二個で計269gナリ。カット形状がローストビーフには不向きかもしれませんけど、まあ話のタネに。
仕込み(下ごしらえ)
まずは仕込みから。
といっても本日は超絶手抜きで済ます気分ですので、ほとんど作業らしい作業は皆無であります。許してね。
最初の工程(笑)は…
買ってきたお肉を冷蔵庫から取り出し、キッチンの上に一時間程度放置することであります。そう、お肉を常温に戻すのですね。ステーキもそうですが、冷蔵庫から出してすぐに焼くのは厳禁です。表面が焼けても中が生のままだったりするからね。普段料理しないオジサンは慌てずに。
んで、その後下味を。塩・コショウ・ハーブetc.…はメンドクサイので、手抜きの料理の強い味方、『クレイジーソルト』さんを両面にフリふり。無い方は普通に塩コショウでよろしいかと。
あとね、ハウスのニンニクチューブがあればヌリヌリしたかったのですが、残念ながら本日の我が家の冷蔵庫には欠品でございました。まあニンニクひとかけをスライスして肉の表面に乗せれば良いのですが、面倒なのでこちらも省略。時間のある方はお好みでひと手間どうぞ。
↓クレイジーソルトのミニが一個有るとキャンプでも活躍します♪
さらにフォークをブスブス刺して、肉に穴を開けてみました。塊のモモ肉じゃないので不要な工程かもしれませぬが、一応、気分的にね。
マリネについて。以前に投稿したステーキ肉や、牛肉赤ワイン煮(⇒『圧力鍋不要の手抜きブフ・ブルギニオン♪お酢で柔らか2』)などでは、肉を柔らかくする為に事前にワインビネガーなどに漬けました。ですが、今回はローストビーフなのでね、変な下味が付いちゃうかな?と思い、「お酢で柔らか」はしないことにしました。このミスジ肉、そのままでも十分柔らかいから問題ないと判断。
…で、このまま30分位放置しときました。結局塩かけただけやなw
調理
30分後、それでは参りましょう。
本来は…オーブンを使用する場合でも、レンジで手抜きモードの場合でも、「最初にフライパンで焼き目を付ける」というレシピが一般的かと思います。クックパッドなんかのネット検索情報にも書いてありますね。肉汁を閉じ込め、香ばしさが増すと共に、見た目的にもシズル感が出ますからねぇ。
ですが今回はトコトン手抜きで参ります。
忙しくってフライパンを洗うのも手間なので、面倒なことは一切省略。まあ「暇やし、そん位ならやったってもええで」という余裕のあるお父さんは、チョチョいとフライパンで肉の表面を焼いてみましょうネ。より本格的に、プロっぽい仕上がりになること請け合い。
耐熱皿にラップして、まずは電子レンジで1分
ということでいきなり電子レンジへ参ります。
耐熱皿を用意しますが、直(じか)だとコビリ付いたらヤだな、と思ったのでオリーブオイルを少々…のつもりが手元狂って結構ドバドバ出てしまいました。オイオイ(^^;)
仲良く二列に並びました。上下ひっくり返し、若干オーバーフロー気味のオリーブオイル風呂に入浴していただきます。
ややふんわり気味にサランラップをかけます。熱が漏れないように、皿との接点はピッチリと。
皿ごと電子レンジへ投入。
500Wでとりあえず1分加熱してみました。
出来上がったのがこちら(↓)。
お皿はそれなりに熱くなってますが、素手で持てない程ではありません。お肉の方も、見た目的にはまだ赤みがかっているようですね。ラップを剥がしてみると…
牛脂が溶けかかっていますが、肉の表面はまだ赤いですね。サイドの厚めの牛脂部分も完全に火が通っている感じではなく、白い状態です。
壁面に牛脂が付いていない反対側のカット面、角の部分がやや火が通っていて、茶色くなっています。お皿に接する下面の方が温度が高いようですね。ココだけ見ると良い色加減ですが、レアよりやや生焼けな感じに見えます。もうちょっとかな。
上下ひっくり返して二度目の電子レンジ投入
ということで再度、電子レンジへ投入。肉をひっくり返し、今度は30秒程長く、計1分半にしてみました。
出来上がりがこちら。うーん、大分色が変わっとる。やり過ぎたかも…(^^;)
ラップを剥がしてみると…
大分煮えてる感じがしますね~。肉汁も結構出てしまっているようです。表面は部分的にピンクっぽくなってますが…。
表面はいい感じですが、中の方が火が通ってるかどうか、気になるところです。
ということで金串で温度チェック。刺したまま数秒置き、抜いた串を下唇に当てて温度を確認します。
カタマリのモモ肉なんかだとよくやる手法ですが、この薄いステーキ肉だとあんまり意味ないかもw
正直、よく分からんな(笑)。まあ、「冷たい」という感じではありません。むしろ煮え過ぎ注意だったりして。
もう一回、ほんの僅かだけ、三回目のチン
ちょっと微妙でしたが、もう一声、あとチョットだけ加熱することにしてみます。
再度ひっくり返し、ラップを掛け直して、30秒だけレンジでチン。
そして終了後、そのままレンジから出さずに一時間程放置しました。
余熱で中に火を通す為であります。うまくイケば外は焼き目が入って、中はピンクレアという、あのデパ地下で売ってる美味しそうなローストビーフとなるハズですが…。
なんか既にヤリ過ぎてるような、悪い予感が半端ないですな(^^;)
尚、真冬などの寒さが厳しい季節は、断熱用にアルミホイルなどを被せた方が良いかもしれません。
余熱を通して完成?出来栄えは…
スライス(薄切り)してみた
ということで約一時間放置。その間に風呂に入ったりなんかして。
んで、冷めた頃合いを見計らってレンジから取り出してみました。
マナ板がベタベタになるのと洗い物がメンドクサイので、牛乳パックを下敷きにして包丁でスライス。中の方に余熱がうまく通ってることを祈りつつ…。
ちょっと厚切りになっちゃいましたね。スライサーではない「タダの包丁」ですので、デパ地下やイオンの惣菜みたいな薄切りとは行きませんな~。
ただまあ、色合いはまあまあじゃないですかね。
もう少しピンクがかってると本物のローストビーフっぽいけど、逆に火が通り過ぎてカチンカチンの『焼き過ぎ肉塊』になっちゃってると悲しいですからね~。最悪のケースは回避できてチョット安心。正直、ホッとしてたりして。
あとはやっぱり元の肉の形状ですかね。
モモカタマリと違って、ステーキ用のカットなので肉に厚みがなく、スライスした時の平面が小さいんですよね。対処法としてなるべくナナメにスライスしてみたのですが、なんというか駅弁に有りがちなご飯に乗ってるステーキ肉みたいになっちゃったな(^^;)
肉汁はもったいないのでソース(たれ)に
皿の底には結構な量の肉汁が溜まっておりました。
予めフライパンで焼き目を付けてない上に、最初にオリーブオイルを出し過ぎたせいもあるんだろうな。
捨てちゃうのは勿体無いのでソース(たれ)にします。醤油と赤ワインを少々投入。
んで、ホントはフライパンで煮詰めた方が美味しいんでしょうけど、イマサラ汚れ物を出す気もないので、このままレンジでチン、の手抜きで済ませます。
実食
何というか…久しぶりに見たこの光景。
お盆に載ってる品数の少なさ(肉とワインのみw)に起因して、オッサンのお留守番的な空気が周囲に漂っておりますが、サッサと実食と参りましょう。肉盛りのお皿に関しても、見た目は雑ですが、まあ一人ですので気にしないキニシナイ(^^;)
薬味的なモノもいくつか。
冷蔵庫に残ってた、小パックのレホール(多分惣菜ローストビーフの同梱品)の他、普通のワサビも用意してみました。上記で煮詰めたソースは、器に移しただけですがソレッぽく見えますねw
…ということで早速一口。
うーん、まあまあかな。
『まるでプロが作ったような絶品本格●△♪♯!!』…とは言いませんが、十分イケるイケる。
お肉は柔らかで、肉の味も十分。美味しいです。
上質なローストビーフに比べるとやや焼き過ぎかもしれませんが、素人のなんちゃって調理ですからね、上出来かと。むしろカチカチのウェルダンにならないでヨカッタ。これでも火は十分通っているようですし。
若干気になるのは…
ローストビーフとしてはやっぱり少々脂っぽいかなぁ。味は悪くないんですけどね、やっぱりステーキ弁当を食ってるような感じw ミスジだとこうなっちゃうのかな(笑)。年寄りにはややキツイかも。
薬味に関してはレホールよりも、ハウスのわさびの方が美味かったな。
煮詰めたソースも悪くないのですが、脂がややキツめだったので、一晩冷蔵庫で冷やして、表面に白く固まった牛脂分を除去したら丁度良い感じになりました。
まあでも、シンプルにワサビ醤油が一番美味かったな。
ということは肉の味は結構イケてるってことでもありますね♪
肉汁のソースは、むしろ白飯に掛けて食った方が美味いかもw
まとめ
『手抜き』的な意味では過去最高の簡単レシピでございました。
なんせ仕込みは塩を降っただけ、『火』は一切使ってないし、フライパンなどの汚れ物もありません。洗い物は耐熱皿だけだからね。レンジに掛けた時間も合計でわずか三分です。今までで一番ハードルが低いかもしれませんね。億劫なお父さんでも何とかなりそう。
出来上がりも十分美味しかったのですが…
果たしてコレをローストビーフと呼んでよいのか?というのがビミョーなところ(^^;)
本文中でも申しましたが、やっぱり一口ステーキ御膳…というべきかしらね。
ローストビーフはやっぱりモモ肉の方が良いのかなぁ。
ただまあ、厚めの肉塊だと内部への火の通り具合が分かりにくいですからねぇ。
慣れてる主婦の方なら兎も角、素人のオッサンには薄い肉のほうが失敗はしにくいでしょうね。
その昔…、キャンプ場でダンボールオーブンでやったモモ肉のローストビーフ、焼き過ぎて石のように固くなっちゃった悲しい経験がございます。年寄りにはとても歯が立たないシロモノ。
それに比べりゃ、ミスジは柔らかくて味そのものは抜群だし、手抜きレシピとして妥協は十分アリかと。
あとはレンジの火加減ですかね。
今回は合計三分でしたが、余熱を考慮してもう少し短くても良いような気がします。
実際、この肉をステーキとして焼く場合でも、フライパンで計三分(片面:強火30秒+弱火1分 ×両面)ですからね。レンジとフライパンの火力の違いがあるとしても、それでミディアム・レアですからね~。
電子レンジのワット数、そして肉の量(グラム数)にもよりますが…
何度か失敗しながら勘所を覚えるしかなさそうです。チョット面倒ですが、途中、こまめに金串で温度チェックするのも良いかもしれませんね。
ということで興味が湧いたお父さんは是非トライを。おすすめします。
本日も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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