いつもご覧くださりありがとうございます。
ちょっとシモっぽい話です。
就寝前に軽~く寝酒でもあおりながらフフフ、と流してくださいませ。
食事中の方は読んじゃダメよ♪
ではどうぞ。
100均で携帯用ウォシュレットを発見
大した話じゃないんですけどね。
長年、あったらいいな~と思ってた旅行用ウォシュレット、100均で遂に出会えました。ダイソー恐るべし。買って来て試しにどんな具合か使ってみた、とまあタダそれだけの話でございます。
ですが、ここに至るまでには一言では言い尽くせない、長~い幾年月のストーリーがございました。
ということで本題に入る前にしょーもない雑談にしばし、お付き合いくださいませ(^_^;)A
温水洗浄便座、いわゆるウォシュレットとの出会い
TOTOが世界に誇る『ウォシュレット』、以前にNHKのプロジェクトXでも扱ってました。登場したのは1980年6月、今から40年近くも前になりますね。
我が家に最初にやって来たのは案外早く、記憶が正しければ1984年頃だったかな?引越しで便所が和式から洋式に変更になった瞬間、次郎、じゃなかった痔ろうのじいじの「かっての願い」で即買いです。
その数年前、海外赴任中にホラ、外国って『ビデ』があるでしょ。アレを使ってたら痔が綺麗サッパリ治ったらしいんだけど、帰国したらまた悪化したとか。で、とにかく急を要して四の五の言わずに導入いたしました。よく考えたらCDやビデオデッキよりも早かったなw
そんな事情で、わたくしめも若かりし頃より大変お世話になりました。
紙で拭いてた頃は、お風呂で自分のパンツをゴシゴシ洗ってから洗濯機に放り込んだものですが、ウォシュレット導入後は洗濯機へ直送しても無問題、清潔そのものであります。
清潔さと脆弱性の逆相関
ですが…やっぱり普段から綺麗にしてると、反作用で抵抗力が落ちちゃうんでしょうね。今ではこの機械無しでは生きて行けないほどの脆弱な黄門さまになってしまいました。外出時、「ない」場合は地獄を見ます。用を足した後、周囲がヒリヒリしてどうも『座り』が悪くなり、一日不快な気分になってしまいます。分かる方には分かりますよねw
まあ、そういう状況にならない様、普段からなるべく気を付けてはいるんですけどね、どうしても不可抗力的に緊急を要する場合がございます。
大分前の話ですが、藤沢駅でスクランブルになった時、さいか屋(デパート)に飛び込んだのですが、これがビックリの「ない」仕様でした。火急の危機を脱した後、事後処理に向かいのパチンコ屋さんで温水をお借りして事なきを得たのですが、『おデパート』のあまりに寂れた昭和感満載の厠に比べ、パチンコ屋さんの『レストルーム』の綺麗なことといったら…ここはウェスティンか?リッツカールトンか?と。時代の移ろいに物悲しい気持ちになったものです。
海外旅行ではバスルームのシャワーとメンソレーでケア
もっとヤバイのは海外です。
なにしろ温水便座がこんなに普及しているのは、世界広しと言えども日本くらいですからね。先進国である欧米ですら、便器そのものは American Standard のピカピカ高級品でも、肝心のシャワーが付いてないんですよね~。
そんな海外旅行に必須のアイテムがメンソレーさん。
日中多少ダメージを受けたとしても、お風呂(バスルーム)の温水シャワーで丁寧に黄門さまを洗浄し、メンソレーを優しく塗っておけば翌朝バッチリ回復します。これが不思議なことに、ドラクエの薬草かよっ!! て位良く効きます(笑)。
旅の快適度は荷物の少なさに比例しますので、極限まで軽量化し、特に夏の南国などはデイパック一個程度で出かけることもあるのですが、そんな時でも絶対に外せない一品がメンソレーです。パスポートと航空券、クレジットカードの次くらいの重要アイテムです。なかなか現地で買えないし。シンガポールで現地調達したタイガーバームも試したことがあるのですが、メンソレーの方が全然効くね。
ところであのシャワー、大抵ホースというかシャワーヘッドが外れますよね。ですが、古いホテルや安宿なんかだと『壁に固定』されてるシャワーがあるんですよね。そうすると、シャワーヘッドを手で持ってターゲットを狙って放水することができません。しょうがないので、上から落ちてくるシャワー水流に向かって上手く尻を持ち上げるというか捻るというか試行錯誤するという…なんとも情けなくも切ない旅先の一コマであります。
東南アジアで見かける多種多様な『水洗』システム
さて、欧米とは対極の発展途上国である東南アジア、意外なことに、TOTOのようなハイテクではない、トラディッショナルな水洗浄システムがあったりします。水が豊富ってこともあるんでしょうね。ある意味清潔……、なのかどうなのか、実際のところどうなんでしょ?若干不安になるのがミソですがw
これは一昔前のタイでよく見たヤツですね。
柄杓で水を掬って処理するというタイプです。多分、水を使うってこと自体は衛生的にマルなんでしょう。バイ菌とかハエとか考えるとね、ゴミ箱に汚れた紙を山盛りにするより良いのでしょう。ですが気になるのは…
やはり、『この溜まってる水』が安全なのか?ということでしょう。多少ダメージを負った状態だと感染症のリスクがないとも限りませんw
そして、不特定多数の方が、それも「用を足した直後に触れた」柄杓のグリップを握るのもかなり勇気が要りますw
実際に使ったことがないので分かりませんが、処理した後の水はどこに落ちるんですかね。床じゃないよな?そうすると便座に中腰になってカタを付ける感じになるのかしらね。高いスキルが要求されそうです。
この他によく見るのはホースになってるヤツですね。ホースの先っぽに網みたいなのが被ってて、水流直撃じゃなく若干飛散するようになってるやつ。左手だか右手だかわかんないけど、後ろ手に回して狙いを定める感じですね。このタイプの場合、溜まり水ではないので安心ですが、やはりホースのグリップを素手で握るのは躊躇われる方が多いでしょうw ベトナムやカンボジア、ネパールなどでよく見た気がします。
その他で印象に残ってるのはインドネシアの高級ホテルについてたヤツです。
これはTOTOのシステムにかなり近く、便器の下から直接水が噴出すしくみでした。ちょうど便座の後方下部、TOTOのシャワーと同じ辺りのポジションに、上向きに(小学校の校庭の蛇口で水飲む時の感じです)蛇口が付いているだけなのですが、座ったまま蛇口をひねると下から水がジャーっと出るという。
もしかしたらオリジナルはTOTOではなく、こちらが元祖なのかも?と思ったものです。要はビデが便器にセットされてるイメージですね。インドネシアのアレは手も汚れずに快適でした。
旅先で出会った思い出のトイレあれこれ
少し脱線しますが、せっかくなので世界各地の個性的なトイレ事情も少々。
こちら、かの有名なチベットのポタラ宮です。
ここは世界中の旅行者の間でも特に有名な厠がございます。いわゆる『ボットン』なのですが、なにしろ高さがハンパない。王宮のかなり上、テッペンに近い階にある「穴」から致すと、数十メートル下に向かって「ひゅ~、ぽっちゃーん(コダマ~)」。富士急ハイランドのレッドタワーを髣髴とさせる自由落下型おトイレでございます。
元々高貴な方がなされるところだったのかも知れませんが、私が行った時は記念に用足しさせていただけました。機会があれば是非一度ご覧いただきたい。
お次はかつて中央アジアの覇権を握ったティムール帝国の末裔、ウズベキスタンであります。
古都ヒヴァからブハラという町へ砂漠というか荒野の一本道を延々500km、タクシーをチャーターして移動したのですが…道中、休憩所のおトイレは、それはそれは凄まじい一品(?)でございました。
日本で言えばサービスエリアみたいなもんですが、路端に小屋が建ってるだけ。で、中には穴が一個あいてるだけ、どちらかというと和式に近いシステムですな。
ですが…床は一面、足の踏み場もないウソコの海。多分最初は綺麗だったんでしょうね。でそのうち誰か、ついウッカリ的を外しちゃった方がいらしたのでしょう。それを避けてるうちに又別の方が床に誤爆して…と繰り返してるうちに、床一面が地雷原に。もはや中央の穴に近付くことすらおぼつかない状態です。
しかも窓もない部屋には特大のハエさんがブンブン。どうみても罰ゲーム以外の何者でもありません。小屋の外、青空の下で尻出してコトをいたす方が100倍マシです。どうせ通る車もほとんど無いしねw
あれね、大陸ってのは水が貴重品ですからね、日本みたいにジャンジャン水洗で流す訳にはいかんのですね。ましてや掃除なんかもっての他、なのかどうかは分かりませんが。まあ乾燥してる分、疫病とかの元にはなりにくいのかな?
電動式との出会いから10余年
話が逸れました。でね、まあ以前から旅先で使える簡易シャワーがあれば良いなあとは思ってたんですけどね、なかなか良縁がございませんでした。
それらしきものを初めて見かけたのは今から10年くらい前かなあ。
期限切れを迎えつつあったマイレージで何か買うもんねーかな?と散歩のついでに立ち寄った有楽町のJALショップ(JALプラザ?)でした。まだ当時はマニアックな旅行専用ショップが扱う程度の商品で、「おおー!! さすがJAL」と思いました。が、結構なお値段、たしか一万円近くした記憶があります。
ちなみに普通の家庭用ウォシュレット、一番安いのだと、TOTOじゃなければ(東芝とかパナソニックとか)12000円くらいで買えるからね。あんなストローみたいなモンに一万円はないよなw
まあその後はあまり気にもしてなかったんだけど、amazonや楽天で何でも買える今日この頃、試しに覗いてみたら一杯ありましたw
下記、『携帯ウォシュレット』での検索結果でリンクを貼っておきますので、興味のある方は満足するまでガシガシ比較検討して調べてみて下さい。お気に入りが見つかるかもw
電動式は相変わらず結構なお値段のようですね。
その他にスプリング式や圧力式などもあるようです。一番簡単なのは要するに手でギュッと握ると水がチャーッと出てくる奴ね。1000円くらいで買えます。
100均ダイソーのもマル。実物を試してみた
ですがこれ、プッシュ式ならダイソーで十分です。
当然108円。しかもペットボトルに接続して使えうタイプですのでコンパクト。ペットボトルなんざ旅先で現地調達すればいいしね。問題は水の圧力というかパワーでございます。
ということで、やたら前置きが長かったですが、実物のレビューに参りましょう。ヤレヤレ(^_^;)A こちらがその現物。
必要にして最小限の装備ですねw 機能美の極みです。いいね~。
お茶が入ってた、240ml位の小さいPETボトルに嵌めてみました。
旅先で使う時の『嵩張らなさ』を考えると、この位のサイズが丁度良いんじゃないですかね?水量的にも一度の用足しに十分と思われます。そして押し込まれてるノズルの先がギリギリ底に着かないという絶妙の尺、長さ的にも絶妙のパッケージではないかな。これで試してみましょう。
使う時はノズルを引っ張り出す必要があります。
こんなに伸びますね。これだけ砲身が長いと結構遠目からでも狙撃できそうです。100均にしちゃ、ちゃんとテストして作った感がありますねw
たた問題は…
このようにノズルを『指で』引っ張り出さないといけません。最初は良いけど、二回目以降はノズルが返り血を浴びてる可能性もありますからねw 衛生的にちょっと…という方もいるかもね。PETボトルに装着する前に(下から押し込んで)、ノズルを出しておく、という方法もありますが。
では実際に水を入れて使ってみましょう。こんな感じです。
ご期待に添えず申し訳ありません。アキラ100%みたいにご開帳する訳には参りませんので、キッチンでテストであります(^_^;)A
割と遠くまで飛びますね。普通に握っても30-40cm程度は飛んでいるようです。
ただ水圧はやはり少し弱めです。手をかざしてみるとチョロチョロっと掛かる感じですね。あの…よくいるでしょ、慢性便秘の人で高圧洗浄機みたいに水圧かけてジャージャー放水する方w そういう方には少し期待ハズレかもしれません(笑)。まあ手動だしこんなモンでしょう。
押し易い様に、少し柔らかめのペットボトルを使うのが良いと思います。お茶とか水とかが良いでしょう。逆に炭酸のヤツは厚みがあって変形しにくいので向いてないかも。
使用後は蓋を閉めればこんなにコンパクト。
良い感じです。このまま使えそう。
100均携帯ウォシュレットのレビューと感想
上記の様に小さめのPETボトルが良いと思います。500mlのペットボトルだとデカ過ぎて扱いにくいと思われます。作業中、便器その他に接触しそう。
あとはポジションですね。実際に使用する際は、和式的にしゃがんで致す方が楽な気がします。前からでもイケそうだけど、後ろからの方が狙いやすいんじゃないかな。逆に便座のある洋式、つまり着座体勢の場合は必然的に前からの発射一拓となります。すると男性は少々使いにくいかもしれません。障害物があるため誤射の可能性が大ですw
難点は…
これは100均に限ったことではないですが、ノズルが汚れちゃった場合ですね。
つまりその…弾着した後、返り討ちで実が…もといミソというかカレーというか、要はンコがノズル周辺にくっついちゃった時ね。ノズルを仕舞うにも指で押し込まないといけないし。なんとか触らずに押し込んだとしても、今度は汚れたノズルがPETボトル内の水に溶け出します。ハテサテどうするか?
まあ最終的には結局、自分のモノなので、石鹸で洗ってあげれば良いのでしょうが、気にする人はアルコール除菌のウエットティッシュなんかもセットで持参すると良いかもしれませんね。
いずれにしろ一回使用するごとに清掃してあげるのが肝要であります。
余談、ウォシュレットのノズル清掃
返り討ちの話になりましたので、最後に余談です。携帯用じゃない、普通のウォシュレットの方のノズルの話。
これです。若干お見苦しい状態ですのでモザイクを掛けさせていただきましたw
で、あのノズル、実は清掃機能があるのをご存知でしたか?
大概お母さん方はご存知ですよね。清掃ボタンを押すと「ウィーーーーン」と伸びて出てきて、「除菌効果がある(ことになってる)電解洗浄水」で洗い流すしくみです。知らないよ!! 初めて聞いたわ!! というお父さんは今すぐ便所へGO。実物を見てみましょう。
で、実際に『ノズル洗浄ボタン』を押してノズルを出してみましょう。すると…
ビックリ !!(; Д ) ⊙ ⊙
ということが結構あります。
もう返り血を浴びまくって断末魔、地獄絵図になっちゃってるヤツねw
まあ自宅の便所の場合、返り血も全て家族のヤツですから、まあそんなに気にはならんでしょうけど。
ですが問題は会社とかホテルとか、デパートとか、いわゆるパブリックなおトイレについてるウォシュレットね。明日会社に行ったら試しに清掃ボタンを押してみましょう。もしかしたらトンでもないことになってるかもしれませんよ~。今まで毎日気持ちよ~く使ってたのに…もしかしたら部長のンコとシェアしてたかも…なんてなったら恐怖やで~。そこらのお化け屋敷より怖いよ。
ということでノズルチェックする際は必ず事前にね。
事後、発見すると酷い自己嫌悪間に苛まれます。お気をつけアソバセw
以上、大きなお世話の余談でございました。
まとめ
ということでウォシュレットネタでございました。
お高い電動式はともかく、100均は試してみる価値は大いにアリです。話のタネにもなるし。しょーもないネタですが、飲み会の際にでもご活用いただければ幸いです。まあ食事中にする話じゃないけどw
最後まで読んで下さった皆様に幸運がありますように♪
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